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霞ヶ浦の11月のバス釣りは水温何℃?県の観測値で12月までの変化を追う

kasumigaura-november-bass-fishing のアイキャッチ画像

11月に霞ヶ浦へ行くと決めたものの、水温がどこまで下がっているのかが分からず、去年と同じ組み立てでよいのか迷っていないでしょうか。晩秋とひとくくりに語られる情報ほど、実際の数字が見えません。

結論から言うと、霞ヶ浦の11月上旬の水温は15℃台から16℃台で、12月の初めには12℃台まで下がります。茨城県水産試験場内水面支場が、調査船で地点ごとの水温を観測して公開しています。

この記事では、霞ヶ浦の11月の水温の下がり方と、守るべき規制を県の公式情報だけで整理します。読み終えるころには、出かける日の判断に何を見ればよいかが分かります。

目次

霞ヶ浦の水温は11月上旬の15.6℃から12月上旬の12.4℃へ下がる

霞ヶ浦の風景
Σ64(CC BY 3.0)

霞ヶ浦の11月は、水温が12℃台に届く手前の月にあたります。茨城県水産試験場内水面支場の湖沼観測調査によると、霞ヶ浦の湖心(湖の中央の観測地点)の表層の水温は、11月上旬が15.6℃、12月上旬が12.4℃でした。10月上旬の同じ地点は24.5℃です。

11月に入った時点ではまだ15℃台の水が残っている一方、12月の初めには12℃台まで下がります。11月上旬から12月上旬にかけて水温が動くため、月のどの時期に行くかで前提が変わります。

10月からの続きとして水温を追いたい場合は、霞ヶ浦の10月の水温と遊漁券の整理でも同じ観測調査の数値を扱っています。

霞ヶ浦は11月に水深5mまで水温がそろう

霞ヶ浦のブラックバス

霞ヶ浦は11月に、水面近くと水底の水温がほとんどそろいます。茨城県の湖沼観測調査では、11月上旬の湖心は水深0.5mで15.6℃、水深5mで15.1℃でした。観測した地点の水深は5.5mです。

霞ヶ浦は西浦と北浦などからなる湖で、茨城県霞ケ浦環境科学センターは平均水深を4m、最大水深を7mとしています。深い場所そのものが少なく、水の上下で条件が分かれにくい形です。

酸素も水底まで行き渡っています。溶存酸素量(水に溶けている酸素の量)は、11月上旬の湖心で水深0.5mが8.7mg/L、水深5mが8.4mg/Lでした。同じ調査では、魚介類が生息するには3mg/L以上あることが望ましいとしています。

水深5mまで水温も酸素もそろうため、深い場所を水温の逃げ場として考える前提は弱まります。水深だけでは居場所を絞る手がかりになりにくい状態です。

水が上下で入れ替わる現象については、バス釣りのターンオーバーの仕組みで扱っています。

霞ヶ浦の11月7日の水温は17.5℃の年も15.6℃の年もある

霞ヶ浦のブラックバス

霞ヶ浦の11月の水温は、年によって違います。茨城県水産試験場内水面支場の湖沼観測調査では、11月7日の湖心の水深0.5mが17.5℃だった年と、15.6℃だった年があります。同じ日付でも水温がそろいません。

水温を手がかりに釣りを組み立てる考え方は、晩秋のバス釣りで変わる居場所とルアーで扱っています。

暦の日付だけでは霞ヶ浦の11月の水温は決まらないため、出かける前にその年の観測値を見る方が確かです。県は調査船で霞ヶ浦と北浦の観測調査を行い、地点別の水温と溶存酸素量を県のページで公開しています。

茨城県
霞ヶ浦・北浦の湖沼観測結果(水温や酸素情報等) 茨城県の霞ヶ浦と北浦で地点別に水温や溶存酸素等を観測した結果です。

霞ヶ浦と北浦の11月上旬の水温はどちらも15℃台から16℃台

霞ヶ浦のブラックバス
Cliff(CC BY 2.0)

霞ヶ浦と北浦は、11月上旬の水温がほぼ同じ範囲に収まります。茨城県の湖沼観測調査では、霞ヶ浦の9地点が15.6〜16.2℃、北浦の8地点が15.3〜16.2℃でした。

茨城県霞ケ浦環境科学センターは、霞ヶ浦が西浦・北浦・常陸利根川などで構成されるとしており、西浦の湖面積を168km2、北浦の湖面積を35km2としています。湖全体の面積は218km2です。

霞ヶ浦と北浦は別の日の観測で、日付をそろえた比較ではありません。それでも、11月上旬はどちらも15℃台から16℃台に収まっていました。

12月上旬は、霞ヶ浦の9地点が12.2〜12.7℃、北浦の8地点が12.3〜13.0℃でした。北浦へ動いても、水温で行き先を選び分けられる幅は出ていません。

霞ヶ浦の11月のバス釣りは遊漁券が不要でも禁止区域がある

霞ヶ浦のルアー

霞ヶ浦でのバス釣りに遊漁券は要りませんが、釣ってはいけない区域があります。茨城県は、霞ヶ浦・北浦では釣り対象に関わらず遊漁承認証の購入は不要としています。一方で、水産動植物の保護育成の場として保護水面や禁止区域を指定し、その場所で水産動植物を捕ることを禁止しています。

禁止の区域は現地の表示で分かります。県は、堤防平場の表示のほか、基点周辺に標柱や看板、湖面上に浮標(点滅ブイ)を設置しているとしています。

11月にかかる採捕禁止期間の魚種は無く、ブラックバスの記載もありません。茨城県が示す霞ヶ浦北浦の採捕禁止期間は次のとおりです。

スクロールできます
魚種 採捕禁止期間
わかさぎ 1月21日から2月末日、5月1日から7月20日
しらうお 3月1日から3月31日
こい 5月11日から6月10日
からすがい・いけちょうがい 4月11日から9月30日

使える漁具も決まっています。茨城県は、一般の人が使用できる漁具・漁法を次のものに限るとしています。

  • 竿釣り、手釣り(まき餌釣りを除く)
  • たも網、さで網
  • 投網
  • やす、は具
  • 徒手採捕

これらの決まりは霞ケ浦北浦海区漁業調整規則によるものです。

変わることがあるので、出かける前に茨城県の公式ページで確かめてください。

霞ヶ浦で釣ったバスは11月も生きたまま持ち出せない

霞ヶ浦のブラックバス

霞ヶ浦で釣ったブラックバスは、生きたまま湖の外へ持ち出せません。茨城県は、ブラックバス・ブルーギル・チャネルキャットフィッシュといった特定外来生物の扱いを示しています。生きたまま湖の外に持ち出すこと、湖内に持ち込むことは、外来生物法で禁止されています。

県は、特定外来生物の放出(移植放流)が外来生物法で禁じられている一方、釣り上げた特定外来生物等の再放流は差し支えないとしています。

持ち帰る場合は、その場で必ず締めることが求められます。県は、釣った特定外来生物をその場でリリースするか、締めて持ち帰るよう案内しています。

霞ヶ浦の岸からの回り方は、霞ヶ浦のおかっぱりのポイントと釣り方で扱っています。

まとめ:霞ヶ浦の11月は県の観測値から釣りを組み立てる

霞ヶ浦のブラックバス

霞ヶ浦の11月は、水温が15℃台から16℃台で始まり、12月の初めには12℃台へ下がります。水深5mまで水温と酸素がそろうため、深さで居場所を絞る手がかりは少なくなります。

同じ11月7日でも17.5℃の年と15.6℃の年があるので、暦ではなくその年の観測値で判断できます。遊漁券は要らない一方、保護水面と禁止区域では捕れないことを先に押さえておくと、現地で迷いません。

出かける前に、茨城県水産試験場内水面支場の湖沼観測調査で、その年の霞ヶ浦の水温を確かめてください。

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