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11月の川のバス釣りはどこを狙う?越冬場所へ移るバスと深みの探し方

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11月の川でバスを狙うなら、夏や秋口に釣れた瀬のままでいいのか、それとも場所を変えるべきなのか。気になるところではないでしょうか。

結論から言うと、11月の川のバスは、冬を越すための深くて流れの緩い所へ移り始めています。浅い瀬から一段深い淵へ目を移すと、居場所を絞りやすくなります。

この記事では、11月の川のバスが向かう深みの形と、そこで使うルアー、川で釣る前の決まりごとを順番に見ていきます。読み終えるころには、次の釣行でどこから探せばいいかが決まります。

目次

11月の川のバスはどこにいる?深くて流れの緩い越冬場所へ移り始める

11月の川のブラックバス

11月の川のバスは、冬を越す場所へ移る途中にいます。アイオワ州の自然資源局によると、川の魚は10月に越冬場所へ動き始め、11月までに多くが着きます。行き先は、流れのほとんどない深い淵です。

夏に釣れた瀬で反応が無くなったと感じたら、魚がいなくなったのではなく、近くの深みへ移ったと考えると筋が通ります。

ミネソタ州の発信機調査では、スモールマウスバス(コクチバス)が秋に最大27kmも移動して越冬場所へ向かっていました。水の冷たい時期ほど、深い所を使っていたそうです。日本の川でそのまま同じ距離を動くとは限りませんが、11月は川のバスが深い越冬場所へ寄っていく時期と覚えておくと、場所選びの軸がぶれません。

川で見かけるバスには、オオクチバスとコクチバスがいます。オオクチバスは川の中流から下流にもすみ、コクチバスはオオクチバスより低い水温や流れのある所に入り込めるため、上流に定着するおそれもあるとされます。オオクチバスも水温が10℃前後になる晩秋には深い所へ移り、真冬は沈んだ木などの障害物の間に群れて冬を越すとされています。

種類が違っても、寒くなるほど深みへ寄る流れは同じです。水温10℃を境にした季節の移り変わりは、晩秋のバス釣りで水温10℃を境に変わる居場所でもまとめています。

11月の川で狙うのは本流が岸にぶつかって流れが緩む深み

11月の川のブラックバス

11月の川で狙いたいのは、本流が岸にぶつかって流れがやや緩んだ、水深のある所です。長野県の資料にある川の調査では、11月に発信機を付けて放したコクチバスのうち2尾が、5日後には下流の橋の下のよどみへ移っていました。

最終的に冬を越したのは、本流が岸にぶつかり、流れがやや緩くなった場所でした。水深のかなり深い本流で、岸沿いにはテトラポットが積まれていました。上流側の区間には同じように深くて流れの緩い場所が無く、コクチバスはそこからいなくなって下流へ移ったと考えられています。

同じ調査で、在来魚は水深1mほどのテトラポットの下で冬を越していました。バスが留まったのは、それより深く流れのある本流の深みです。岸際の浅いテトラ帯より、その沖の深い筋を見ておきたいところです。

ほかの調査も、同じ方向を指しています。

  • 栃木県の川では水深3m以上の淵で越冬
  • アイオワ州は岩や倒木のある深い淵を勧める
  • ミネソタ州の川では反転流をよく使う
  • 同じ調査で早瀬や流心はあまり使わない

速い流れの真ん中より、流れが岸や岩に当たって巻き返す所や、その奥の深みが目印になります。冬に向けて川のスモールがどこに集まるかは、冬のスモールマウスバスが集まる川の淵と湖の深場でも詳しく取り上げています。

11月の川でも餌を食べる場所は瀬が淵に流れ込む所

11月の川のブラックバス

11月の川のバスは、まだ餌を食べています。アイオワ州の自然資源局は、川の魚は水温が下がると活発になって餌をよく食べるとし、瀬が淵に流れ込む所や岩の多い所を探すよう勧めています。魚はそこで流れを避けて留まり、餌が流れてくるのを待っています。

深みでじっとしているだけでなく、深みの頭にあたる流れ込みが食わせどころになるわけです。オオクチバスの主な餌はオイカワやヨシノボリなどの小魚と、エビやザリガニです。瀬から淵へ流れてくる小魚やエビを待つ位置を意識すると、投げる場所が絞れます。

先の長野県の調査では、バス釣りの人の話から、コクチバスは少なくとも12月までは餌を食べていると考えられています。越冬地と考えられた場所は、12月の最も遅くまでバス釣りの人の姿が見られる場所でもありました。

11月はまだ食わせられる季節です。日の短い時期にどの時間帯を選ぶかは、11月のバス釣りで狙いたい時間帯にまとめています。

11月の川のルアーは深く潜るシャッドとワームを付けたジグ

11月の川のルアー

11月の川では、深く潜るクランクベイトと、ワーム(柔らかい樹脂でできたルアー)を付けたジグが使いやすい組み合わせです。アイオワ州の自然資源局は、魚が越冬する淵へ移ったばかりの頃はこの2つがよく効くとしています。

水温が下がってきたら、ジグに小魚を付けてゆっくり釣る方法へ切り替えるよう勧めています。11月の前半は深く潜るルアーで深みを広く探り、冷え込んできたらジグで底をゆっくり探る、という順番で考えると組み立てやすくなります。

HighCut DR SP:3m以深まで届くシャッド

O.S.PのHighCut DR SPは、全長60.0mm・重さ5.6gの深く潜るシャッド(小魚の形をした細身のルアー)です。メーカーは、元のハイカットでは届かない3m以深、最大3.7mまで潜るように作ったとしています。

この3.7mは4lbラインを使ったときの値で、ベイトタックルと8lbラインでは最大2.7mです。O.S.Pは、シャッドが効くのは晩秋から春にかけての低水温期だとしています。細い4lbラインのほうが深く届くので、深みの底近くまで通したいときは、ラインの太さも合わせて選ぶと狙いやすくなります。

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HUNTS:底をゆっくり探るジグ

O.S.P JIG ZERO THREE “HUNTS”は、メーカーがフィネスジグ(小さく繊細に誘うラバージグ)と位置づけるジグです。重さは3.5g・5.0g・7.0g・9.0g・11.0g・14.0g・17.5g・21gの8種類があります。

ヘッドの側面を削って、障害物への挟まりを抑えた形です。ワームを留める部分には段差があり、付けたワームがずれにくくなっています。流れの強さと深さに合わせて重さを選べるのが、川で使うときの利点です。

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11月の川で釣る前に遊漁券と再放流の決まりを知っておく

11月の川のブラックバス
Quinn(CC BY 4.0)

11月の川で釣る前に、その川の漁協の遊漁券が要るかと、釣ったバスを戻してよいかを見ておくと安心です。水産庁によると、川や湖には、地元の漁協が第5種共同漁業権の免許を受けている水面が多くあります。

千葉県は、漁業権の対象になっている魚を川や湖で釣るなら、漁協が出す遊漁承認証(遊漁券)を買う必要があるとしています。遊漁規則で決めた禁止区域や禁止期間も守らなければなりません。

再放流の決まりは県ごとに違います。長野県は内水面漁場管理委員会の指示で、オオクチバス・コクチバス・ブルーギルを釣った川や湖、つながる水域に戻すことを禁じています。埼玉県も、オオクチバス・コクチバス・ブルーギル・チャネルキャットフィッシュについて同じように戻すことを禁じています。

環境省によると、特定外来生物に指定されていても釣りはできます。禁じられているのは、釣った魚を持ち帰って飼うことや、ほかの場所へ移して放すことです。

その場で放すキャッチ・アンド・リリースは、外来生物法では問題ありません。ただし、県によっては条例でキャッチ・アンド・リリースを禁じていることがあります。

川ごとに決まりが違うため、詳しいことは漁協か都道府県の水産担当部局に問い合わせるよう案内されています。変わることがあるので、出かける前に水産庁の案内から、釣る川の漁協と県の決まりを確かめてください。

11月の川は急な増水と滑る足元に気をつける

11月の川のブラックバス

11月の川は、水の増え方と足元に気をつけて釣りたい季節です。和歌山県は、次のようなときはすぐに川から離れるよう呼びかけています。

  • 雨が降り出した、注意報や警報が出た
  • 川の水が増えた、濁ってきた
  • 流木や落ち葉、ゴミが流れてきた
  • ダム放流のサイレンや避難放送が聞こえた

深みを狙う釣りは、流れの速い深い場所の近くに立つことになります。

濡れた所やコケの生えた所は滑りやすいので注意が要ります。流れの速い深い場所には近づかないことと、ライフジャケットの着用も呼びかけられています。栃木県も、局地的な大雨による川の水難事故に注意するよう呼びかけています。

水の色や流れてくる物の変化に気づいたら早めに岸から離れるくらいの気持ちでいると安心です。寒さへの備えは、汗と雨で濡らさないバス釣りの防寒着も参考になります。

まとめ:11月の川は深くて流れの緩い所から探る

11月の川のルアー

11月の川のバスは、冬を越す深くて流れの緩い所へ移っていく途中です。夏の瀬にこだわらず、本流が岸にぶつかって緩む深みと、そこへ流れ込む瀬の境目から探すと、居場所を絞りやすくなります。

次の釣行は、この順番で組み立てると迷いが減ります。

  1. 釣る川の漁協と県の決まりを見ておく
  2. 本流が岸に当たって緩む深みを探す
  3. 深く潜るシャッドで深みを広く探る
  4. 冷え込んだらジグで底をゆっくり探る

出かける前に、釣る川の漁協の遊漁券の扱いと、県の再放流の決まりを確かめておくと安心です。ルアーの持ち替えは11月のバス釣りで水温に合わせて替えるルアー、12月以降の川は冬の川スモールに合う小魚形のワームもあわせてどうぞ。

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