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晩秋のバス釣りで何が変わる?水温10℃を境に決める居場所とルアー

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秋の釣りが順調だったのに、朝晩の冷え込みが強まるころから反応が遠のいてきました。同じ場所に同じルアーを通しても、何が変わったのか分かりません。晩秋のバス釣りで、そんな行き詰まりを感じたことはないでしょうか。

変わっているのは水温です。国立環境研究所によると、オオクチバスは水温が10℃前後になる晩秋には深いところへ移動します。時期をカレンダーで区切るより、水温で区切るほうが狙う場所を決めやすくなります。

この記事では、水温10℃前後を境にしたバスの居場所の移り方と、水深と誘い方で分けた3種類のルアーを整理します。読み終えるころには、次の釣行でどの深さから探ればよいかが分かります。

目次

晩秋のバス釣りは月ではなく水温10℃前後で区切る

晩秋のバス釣りのブラックバス

晩秋のバス釣りは、月ではなく水温で区切ると考えがまとまります。気象庁の予報用語では、秋は9月から11月までの期間とされています。ただし、その中のどこからが晩秋なのかを決める公的な定義はありません。

一方で、魚の側には分かりやすい目安があります。オオクチバスは、水温が10℃前後になる晩秋には深いところへ移動します。晩秋の境目は、暦の上の日付ではなく水温10℃前後に置けます。

同じ11月でも、水温の下がり方は水域によって違います。まだ水温が高い水域では秋の後半の釣り方が続き、先に冷え込んだ水域では冬の釣り方が近づきます。初秋と晩秋でルアーを持ち替える考え方も、日付ではなく水温の変化を軸にすると整理しやすくなります。

晩秋のバス釣りでバスが移るのは深いところ

晩秋のバス釣りのブラックバス

晩秋のバス釣りでバスが向かうのは、岸際ではなく深いところです。国立環境研究所によると、オオクチバスは水温が10℃前後になる晩秋には深いところへ移動し、厳寒期には沈木その他の障害物の間で群をなして越冬します。

つまり、晩秋と厳寒期は続きの関係にあります。晩秋は、岸際から深場へ居場所が移っていく途中の時期にあたります。

オオクチバスが生息するのは、山上湖やダム湖、平地の天然湖沼、小規模なため池から河川の中流から下流、汽水域に至る多様な水域です。繁殖期は水温16〜20℃前後の春から初夏なので、晩秋は魚が浅場に集まる季節とは逆の方向に進みます。移動しきった先の探し方は、冬のバスを探す方法にまとめています。

晩秋のバス釣りでは表層が4℃まで下がると水が混ざる

晩秋のバス釣りのブラックバス

晩秋のバス釣りで水の様子が変わるのは、表層と深層の水が混ざり合うためです。長野県諏訪湖環境研究センターの説明では、秋になって気温が下がり、表層の水の温度が4℃になると、表層の水は再び深層へ沈み、深層の水と混ざり合います

釣り人の間では、この動きはターンオーバーと呼ばれます。ただし、釣果がどう変わるかを示した公的機関の情報は見当たりません。現象そのものの詳しい説明は、水が入れ替わる仕組みと釣り方の変え方で扱っています。

晩秋のバス釣りでも餌になる魚が消えるわけではない

晩秋のバス釣りのブラックバス
Cliff(CC BY 2.0)

晩秋のバス釣りで水温が下がっても、バスが食べるものがなくなるわけではありません。国立環境研究所によると、オオクチバスは通常、オイカワやヨシノボリ類などの魚類、エビやザリガニ類などの甲殻類を主食とします。水生昆虫や、水面に落下した陸生昆虫、鳥のヒナまで捕食することもあります。

餌になる魚の側にも、寒さへの備えがあります。環境省の資料によると、ワカサギは水温の変化に対する適応幅が広く、0〜30℃の広範囲にわたって生活できます。どちらかといえば冷水性の魚で、夏の高温のほうが好ましくない環境とされています。

水温が下がっても、餌になる魚が水中から消えるわけではありません餌の形に合わせたワームの使い分けも、この前提の上に成り立ちます。

晩秋のバス釣りのルアーは水深と誘い方で3つに分ける

晩秋のバス釣りのルアー

晩秋のバス釣りのルアーは、探る水深と誘い方の2つで分けると選びやすくなります。分け方は次の3通りです。

  • 深いところを直接探る
  • 中層で止めて見せる
  • 広く探って反応を出す

探る深さを先に決めてから、それに合う誘い方のルアーを選ぶ順番になります。

深いところを直接探るならラバージグ

深いところを1か所ずつ探るなら、重さを選べるラバージグ(おもりの付いた針にゴム製の房を巻いたルアー)が向きます。O.S.P JIG ZERO THREE “HUNTS”は、ウエイトを8種類から選べます。用意されているのは3.5g・5.0g・7.0g・9.0g・11.0g・14.0g・17.5g・21gです。

ウエイトが8段階あるので、狙う深さに合わせて沈む速さを変えられるのが使いやすい点です。浅いところから探り、反応が無ければ重くして下げていく進め方ができます。

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中層で止めて見せるならシャッド

底ではなく中層に魚が浮いている場面では、シャッド(小魚の形をした小型のルアー)が選択肢になります。O.S.PのHighCut DR SPは全長60.0mm・重さ5.6gで、4lbラインを使ったときの潜行深度はMAX3.7mです。

4lbラインでの潜行深度が数字で示されているため、狙う水深を数字で合わせられます。

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広く探って反応を出すならバイブレーション

魚の位置がつかめないときは、広い範囲を早く探れるバイブレーション(引くと細かく震える板状のルアー)が使いやすくなります。ジャッカルのTN70は、全長70mm・重さ18.0gのシンキングタイプです。

沈む時間を数えれば通す深さを変えられるので、1投ごとに探る層をずらせます。深さの当たりがつかめたら、ラバージグやシャッドに持ち替えて時間をかける流れにつなげられます。

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晩秋のバス釣りで釣ったバスは生きたまま持ち出せない

晩秋のバス釣りのブラックバス
Quinn(CC BY 4.0)

晩秋のバス釣りで釣ったバスは、生きたまま別の水域へ持ち出せません。環境省によると、釣ったオオクチバスを生きたまま、釣った河川・湖沼以外の河川・湖沼に運び移すことは違反行為となります。

その場に放すキャッチ・アンド・リリースについては、環境省は問題ないとしています。ただし、都道府県によっては条例で外来生物のキャッチ・アンド・リリースを禁じている場合があります。釣り場のある都道府県の決まりを先に確かめておく必要があります。

決まりは変わることがあるので、出かける前に環境省の公式ページで確かめてください。

まとめ:晩秋のバス釣りは水温と深さで組み立て直す

晩秋のバス釣りのルアー

晩秋のバス釣りは、月ではなく水温で組み立て直すと迷いが減ります。オオクチバスは水温が10℃前後になる晩秋に深いところへ移動するため、探る深さを先に決めてからルアーを選ぶ順番になります。

判断の軸は、通っている水域の水温が10℃前後に近づいているかどうかです。近づいていれば、岸際に時間を使わず深さを下げる方向へ切り替えます。

  1. 表層の水温を測り、10℃前後にどれだけ近いかを確かめる
  2. 岸際で反応が無ければ、探る深さを1段ずつ下げる
  3. 深さが決まったら、直接探る・止めて見せる・広く探るの順で誘い方を試す
  4. 釣ったバスは別の水域へ持ち出さず、その場での扱いを都道府県の決まりで確かめる

次の釣行の前に、水温計を用意して表層の水温を測るところから始めてください。季節の進み方をさらに追うなら、11月のバス釣りで狙う場所と釣り方冬のバス釣りで釣果を上げるコツも合わせて読めます。

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