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冬の野池のバス釣りはどこを狙う?浅い池ほど早く温まる晴れの日の探り方

winter-bass-fishing-ponds のアイキャッチ画像

冬の野池に出かけても、バスはどこにいるのか、そもそも釣りになるのかと迷いますよね。近所の池で冬の1匹に出会えたら、寒い季節の楽しみがひとつ増えます。

結論から言うと、冬の野池のバスは深い所や障害物の間でじっとしていることが多く、狙い目は晴れた日です。浅い池は冷えるのも早い一方、温まるのも早いとされています。

この記事では、冬の野池でバスがいる所と、晴れた日の探り方やルアー、出かける前に知っておきたい池の決まりごとを順番に見ていきます。読み終えるころには、どの日にどこへ何を投げるかの見当がつきます。

目次

冬の野池のバスは深い所や沈木の間でじっとしている

冬の野池のブラックバス

冬の野池のバスは、深い所や沈木などの障害物の間でじっとしていることが多い季節です。夏や秋のように岸際を動き回る魚を探すつもりでいると、狙う場所がずれてしまいます。

国立環境研究所の侵入生物データベースによると、オオクチバスは春から秋は障害物のある岸辺近くで、活発に餌を求めて動き回ります。水温が10℃前後になる晩秋には、深いところへ移ります。

厳寒期には、沈木その他の障害物の間で群れをなして越冬します。オオクチバスがすむ水域には、小規模なため池も含まれています。

冬に動きが鈍る理由は、水の冷たさです。米国魚類野生生物局の資料には、水温が華氏41度(摂氏5℃)を下回ると、ふつうは餌を食べないと書かれています。バスが深場へ移る水温の境目を知っておくと、冬の水がどれほど厳しいかが想像しやすくなります。

冬のバスは、水温がより安定した深い所で冬を越すとされています。冬の野池では、まず池のいちばん深そうな所と、沈んだ木や杭のような障害物を探すことから始めると、狙いが絞りやすくなります。

冬の野池は浅い池ほど早く冷えて早く温まる

冬の野池のブラックバス
Robert Pos(CC BY 2.0)

冬の野池は、浅い池ほど水温の変化が早く出ます。同じ冬でも、池の深さによってバスの反応の速さが違うと考えておくと、池の選び方が変わってきます。

ニュージャージー州の水産の担当者は、深い所の少ない浅い池ではバスがずっと見つけやすいと書いています。難点は水温が変わりやすいことで、浅い池は早く凍る一方で、早く温まるそうです。

暖かい日が続くと、バスは水温の小さな変化にも反応して活発になるといいます。反対に、水深20フィートを超える深い湖やリザーバー(ダム湖)では、バスは気温の変化への反応が遅いとされています。

浅い池なら、晴れて暖かい日が少し続いただけで、その変化がバスに届きやすいということです。冷たい日が続けば逆にすぐ冷えるので、浅い池は天気を見て出かける日を選ぶ池、と考えると付き合いやすくなります。

冬の水は冷たいものほど比重が重く下にたまるため、水底のほうが水温が低い場合が多い、というのがO.S.Pの茂手木祥吾さんの見方です。そのぶん、バスは浮いていることが多くなるそうです。浅場の狙い方は、冬のシャローの2つの狙い方でも詳しく扱っています。

冬の野池は晴れた日に浅い所まで探る

冬の野池のブラックバス

冬の野池で浅い所まで探るなら、晴れた日が向いています。ニュージャージー州の記事は、冬は曇りの日より晴れの日のほうがよいとしています。

茂手木さんは、冬のシャロー(浅場)の釣りの1つに、野池やフラットレイク(平たく浅い湖)を意識した「シャローの釣り」を挙げています。水深50センチから2メートル弱の場所でも、天気のいい日はバスが餌を食べに入ってくることがあり、もともと居着いているバスが釣れることもあるそうです。

ゴロタ石(こぶし大から人の頭ほどの石)のように、障害物が込み入った所では、その見込みが高まるといいます。冬は深い所だけ、と思うかもしれません。でも晴れた日の野池なら、岸から届く浅場にも出番があります。

出かける時間を決めるときは、冷え込む冬の朝から日中へのつなぎ方も目安になります。

一方で、池が氷で覆われていれば、バスを釣るのは難しくなります。同じ記事は、凍っているかもしれないので、出かける前に池の近くに住む知人に様子を聞いておくとよい、と勧めています。

冬の野池のルアーは3種類あれば足りる?ゆっくり巻くのが基本

冬の野池のルアー

冬の野池で使うルアーは、数を絞ってかまいません。ニュージャージー州の記事によると、浅い池なら次の3種類があれば足りるそうです。

  • リップのないバイブレーション
  • サスペンドのジャークベイト
  • ジグ

この3つで水面から底までの層をすべて探れ、魚の活性に関係なく効果があるとされています。色は、その池の主な餌の魚に似せるのが基本です。

巻く速さはいろいろ試しつつ、たいていは遅いほうがよいとされています。冬の魚は餌を追う範囲がずっと狭く、ルアーがたいてい頭に当たるくらいでないと食わない、というのが同じ記事の説明です。

バイブレーションの例が、ジャッカルのTN60です。メーカーによると、全長60mm・重さ12.7gのシンキングです。低水温で活性が低くなったバスには、底を感じ取りやすい特長を活かして底を中心に狙う、と説明されています。

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冬の野池は水が抜かれていることがある

冬の野池のブラックバス

冬の野池は、水が抜かれていることがあります。ため池はもともと農業用の施設で、冬は稲の収穫が終わった後の管理の時期にあたるからです。

兵庫県によると、「かいぼり」は、稲の収穫期後の冬に、ため池の水を抜いて干し、底にたまった泥を取り除いて、ひび割れや水漏れがないかなどを点検する作業です。県内のかいぼりでは、水を抜いて干すだけでなく、外来種の駆除や希少種の保護に取り組む例もあります。

千葉県も、稲刈りが終わってため池の水を使わない時期には、水を抜いたり水位を低くしたりして豪雨に備えるよう、ため池を使う農家に求めています。

冬に行った池の水が少ない、あるいは干されていたというのは、池の管理の都合によることがあるわけです。秋に通った池が冬も同じとは限らないので、いつもの池が使えない日もあると考えておくと、がっかりせずにすみます。

冬の野池に出かける前に釣ってよい池かを見分ける

冬の野池のブラックバス

冬の野池に出かける前に、その池で釣りをしてよいかを調べておくと安心です。農業用のため池では、市によっては釣りを禁じています。釣ったバスの扱いにも、全国共通の決まりがあります。

農業用ため池では釣りを禁じている市がある

常滑市と伊達市は、農業用ため池では釣りができないとしています。常滑市によると、ため池の管理区域内は立ち入り禁止で、釣りなどで立ち入り禁止区域に入ることは、軽犯罪法に抵触する行為です。

禁じる理由の1つは安全です。ため池はもともと農業用の施設として作られたもので、落ちると大変危険な構造になっています。全国各地で、農業用ため池への転落事故(死亡事故)が多く起きているそうです。

行こうと思う池が釣りをしてよい池かは、その池の管理者に聞くのが確かです。京都府のように、法律に基づいて府内の農業用ため池のデータベースを公表している自治体もあります。愛知県の野池で釣っていい池の見分け方も、池を選ぶときの手がかりになります。

決まりは変わることがあるので、出かける前に行く池のある自治体の公式ページで確かめてください。

釣ったバスは持ち帰って飼えない

環境省によると、特定外来生物に指定されていても、釣りをすることはできます。禁止されるのは、たとえば釣った魚を持って帰って飼うことや、移動させて放流することです。

その場で放すキャッチ・アンド・リリースについては、都道府県によっては条例で禁じている場合もあります。出かける池のある県の決まりも、あわせて見ておくと安心です。

冬の野池では落水に備えて着替えと手袋を持っていく

冬の野池のルアー

冬の野池では、落ちたときの備えを持って出かけてください。ニュージャージー州の水産の担当者は、冬の水は冷たく、落ちると長くはもたないと書いています。

同じ記事は、ボートで釣るならまずライフジャケットを着ること、落ちたときに備えて着替えを持っていくことを勧めています。手袋も忘れないように、と呼びかけています。

岸から釣る野池でも、ため池は落ちると大変危険な構造です。冬のバス釣りが初めてなら、深い湖やリザーバーは避けたほうがよいかもしれません。寒さへの備えは、汗と雨で濡らさない防寒着の重ね方も参考になります。

まとめ:冬の野池は釣ってよい池を選んで晴れた日にゆっくり探る

冬の野池のブラックバス

冬の野池のバスは、深い所や障害物の間でじっとしているのが基本です。浅い池は早く冷えて早く温まるので、出かける日を天気で選ぶことが、冬の野池と付き合うこつになります。

  1. 行く池が釣りをしてよい池かを、管理者や自治体に聞いておく
  2. 晴れて暖かい日が続いたタイミングを選ぶ
  3. 深い所と障害物から探り、晴れた日は浅場まで広げる
  4. ルアーは3種類ほどに絞り、ゆっくり巻く
  5. 着替えと手袋を持っていく

出かける前に、行く池のある市町村の農業用ため池の担当窓口で、その池で釣りをしてよいかを聞いてみてください。

冬に使うルアーをもう少し広く知りたいときは冬のバス釣りで沈めて止めるルアーの選び方を、反応が無い日の見直しには冬に釣れない理由と巻く速さの関係をどうぞ。

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