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冬のバス釣りで釣れないのはなぜ?水温で変わるバスの居場所と巻く速さ

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冬のバス釣りに出ても、アタリ(魚が食いついた手応え)が1回も無いまま帰る日が続く。釣れないのは腕のせいなのか、冬だから仕方ないのか、気になりますよね。

結論から言うと、冬に釣れない一番の理由は、水温が下がってバスが餌を追わなくなり、いる場所も変わることです。秋までと同じ場所を同じ速さで探すと、空振りが増えます。

この記事では、冬にバスが釣れない理由と、場所・巻く速さ・出かける日の選び方を順番に見ていきます。読み終えるころには、次の釣行で何を変えればいいかが分かります。

目次

冬のバス釣りで釣れないのはバスが餌を追わなくなるから

冬のバス釣りのブラックバス

冬のバス釣りで釣れない一番の理由は、水温が下がるとバスが餌を追わなくなることです。米国魚類野生生物局の資料は、オオクチバスは通常、水温が摂氏5℃(華氏41度)を下回ると餌を食べないとしています。

冬は、バスが「いても食べない」時間が長い季節だと考えておくと、釣れない日の見え方が変わります。

国立環境研究所の侵入生物データベースによると、オオクチバスは春から秋は岸辺近くで活発に餌を追い、水温が10℃前後になる晩秋には深いところへ移ります。食べる量が減るうえに、いる場所まで変わるわけです。

秋に釣れた場所で同じように投げても反応が無いのは、こうした変化が重なっているからです。水温とバスの動きの関係は、ブラックバスの適水温と深場へ移る境目でも季節ごとにまとめています。

冬のバス釣りで釣れないのは腕のせい?釣られにくいバスもいる

冬のバス釣りのブラックバス

冬のバス釣りで釣れない日が続いても、腕のせいだけとは限りません。ダイワの「4コマ水産学」は、オオクチバスの研究で、期間中に1回も釣られない注意深い個体が12.3%いたと紹介しています。

同じ研究では、1回だけ釣られて学習する個体も15.4%いました。バスにはもともと釣られやすさの個体差があり、そこへ冬の食べない時間が重なります。

釣れない日があるのはバスの側の事情も大きいと知っておくと、ボウズ(1匹も釣れないこと)の日も少し気が楽になります。そのうえで、変えられるのは場所と速さと日の選び方です。

冬のバス釣りで釣れないときは深場と障害物周りを見直す

冬のバス釣りのブラックバス

冬のバスは、水温が安定した湖の深い所に移ります。国立環境研究所の侵入生物データベースは、厳寒期のオオクチバスは沈木などの障害物の間で群れをなして越冬するとしています。

ニュージャージー州の魚類野生生物部の水産生物学者も、冬のバスは水温の安定した深い所、いわゆる越冬場にいると書いています。秋までの岸際の感覚のまま探すと、バスのいない場所を投げ続けることになりかねません。

ただ、全部のバスが深場にいるわけでもありません。エバーグリーンのプロスタッフの清水盛三さんは、冬でもいきなりディープ(深場)に手を出さず、まず岸際のシャロー(浅場)を巻くとしています。数は少なくても、大きいバスは冬でもシャローにいるという考え方です。

冬の場所選びは、深場の障害物周りを軸にしつつ岸際の浅場も残しておくのが組み立てやすい形です。深場を探るルアーの選び方は、冬に深場で沈めて止めるルアーにまとめています。

冬のバス釣りで釣れないときはルアーをゆっくり通す

冬のバス釣りのルアー

冬のバス釣りで釣れないときは、巻く速さを落とすのが先です。ニュージャージー州の水産生物学者は、冬は巻く速さを試すことが大事だが、たいていは遅いほど良いとしています。

理由は、冬の魚は餌を食べる範囲がずっと狭く、ルアーが頭に当たるほど近くを通さないと食わないことが多いからです。清水盛三さんも、冬のバスは速く動くものについてこられないので、止めるか、止めないならゆっくり一定の速さで巻く必要があるとしています。

冬は「バスの目の前をゆっくり通す」ことを最優先にすると、ルアー選びの迷いも減ります。

  • ルアーを止める間を入れる
  • 巻くなら一定の遅い速さを保つ
  • ルアーの色はその湖のバスが食べている小魚に似せる

釣れないときほどルアーを小さく軽くしたくなるものです。でも「逆もあり」で、スピナーベイト(金属の羽根が回るルアー)なら釣れないときほどブレード(回る金属の羽根)を大きくするという考え方があります。タフなときほどゆっくり引きたいから、というのが理由です。

大きいブレードでゆっくり巻くやり方は、冬のスピナーベイトの巻き方で詳しく扱っています。

浅い池なら、バイブレーション(小刻みに震えるルアー)、サスペンド(水中で止まる)のジャークベイト(竿で動きをつける小魚形のルアー)、ジグの数種類で足りるという見方もあります。表層から底まで探れて、魚の活性にかかわらず効果があるという見立てです。

冬のバス釣りは晴れの日と暖かい日が続いた後を選ぶ

冬のバス釣りのブラックバス

冬のバス釣りは、晴れの日や、暖かい日が続いた後を選んで出かけるのが1つの手です。ニュージャージー州の水産生物学者は、冬は曇りの日より晴れた日のほうが良いとしています。

同じ記事によると、浅い池は早く凍る一方で、早く温まりもします。季節外れに暖かい日が続くと、こうした池のバスは水温の小さな変化に反応して活発になるとされています。

冬は、晴れて暖かい日が続いたタイミングを狙って出かけると、バスが動きやすい条件に合わせられます。天気予報を見て日を選ぶのも、冬の釣りの立派な準備です。朝から出るか日中に出るかは、冬の朝マズメから日中までの組み立て方も参考になります。

冬のバス釣りが初めてなら深い湖より浅い池から

冬のバス釣りのブラックバス

冬のバス釣りが初めてなら、深い湖やダム湖より浅い池から始めるほうが組み立てやすいです。ニュージャージー州の水産生物学者は、冬のバス釣りが初めてなら深い湖やダム湖は避けたほうがよいかもしれないとしています。

水深20フィート(約6m)を超える深い湖やダム湖では、バスは気温の変化への反応が遅くなります。暖かい日が続いても、深い湖ではその変化がバスに届くまで時間がかかるということです。

浅い池は早く温まるので、晴れて暖かい日の変化がバスの動きに出やすくなります。冬に1匹目を狙うなら、気温の変化が早く届く浅い池を選ぶのが組み立てやすい形です。

冬のバス釣りは落水と凍った湖に気をつける

冬のバス釣りのルアー

冬のバス釣りでは、釣れるかどうかより先に、落水と凍結に気をつけたいところです。ニュージャージー州の水産生物学者は、ボートで釣るならまずライフジャケットを着るよう勧め、水が冷たいので落ちると長くはもたないとしています。

ボートで冬の湖に出るときは、ライフジャケットを必ず着けるようにしてください。

同じ記事は、落ちたときに備えて着替えを持っていくことも勧めています。ボートを降ろすスロープはすぐに凍って滑りやすくなるので、出し入れのときも気をつけたいところです。

湖が氷に覆われていれば、そもそもバスを釣るのは難しくなります。ニュージャージー州の記事は、凍っているかもしれないので、出かける前に湖の近くに住む人に様子を聞いておくとよいとしています。

まとめ:冬のバス釣りは日と場所と速さを選び直す

冬のバス釣りのブラックバス

冬に釣れないのは、水温が下がってバスが餌を追わなくなり、深い所へ移るからです。釣れない日を腕のせいと決めつけず、日と場所と速さを順に見直すと、次の釣行で変えることがはっきりします。

  1. 晴れて暖かい日が続いたタイミングを選ぶ
  2. 初めてなら浅い池から入る
  3. 深場の障害物周りと岸際の浅場を両方探る
  4. ルアーはゆっくり通すか止める

出かける前に、天気予報で晴れの日と気温の流れを見ておくと、その日の水の様子が少し読みやすくなります。

底をじっくり探る釣り方は深い底へ沈める冬のワームの使い分けで、冬に入る前の変化は晩秋の水温10℃で変わる居場所とルアーで読めます。

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