近藤沼へ冬のバスを狙いに行くなら、そもそもバス釣りをしてよいのか、お金はいくらかかるのかが気になりますよね。
近藤沼でバス釣りができるかどうかは、公式情報では確認できませんでした。ただ、近藤沼には漁協があり、遊漁料や舟釣の禁止などを定めた遊漁規則が公開されています。
この記事では、近藤沼漁協の遊漁規則に書かれた料金と禁止事項、冬のバスの居場所と寒さへの備えを順番に見ていきます。読み終えるころには、出かける前に何を確かめればよいかが分かります。
近藤沼のバス釣りは禁止?公式情報で分かることと分からないこと
近藤沼でバス釣りをしてよいかは、漁協・館林市・群馬県の公式情報からは分かりませんでした。禁止とも、認められているとも書かれていないというのが、今わかっている範囲です。
近藤沼は群馬県館林市にある沼で、館林市は市内の5つの沼の1つに数えています。ほとりの近藤沼公園は、市内に3か所ある総合公園の1つです。
沼には近藤沼漁業協同組合があり、共第12号第五種共同漁業権の免許を受けています。この組合の遊漁規則で「遊漁」の対象になっている魚は、コイ、フナ、ウナギ、ワカサギの4つです。遊漁規則の対象魚にブラックバスの名前は出てきません。
規則にバスのことが書かれていない以上、バス釣りをしてよいかを決めつけることはできません。いちばん確実なのは、組合に直接聞くことです。規則の別表には館林市下三林町の遊漁証取扱所が3か所載っていて、そのうち組合長宅の電話番号は0276-74-5208です。
近藤沼の遊漁料は1日500円!1日券なら釣り場で漁場監視員に納められる

近藤沼漁協の遊漁規則では、遊漁料は全魚種で1日500円、1年8,000円です。
規則に書かれた遊漁料と遊漁証の扱いは、次のとおりです。
- 遊漁をするには前もって組合に申し込み、承認を受ける
- 未就学の幼児と小学生は承認を受けなくてよい
- 中学生の1日分は無料、身体障害者は200円
- 1日の遊漁なら釣り場で漁場監視員に納められる
- 遊漁証を持ち歩き、監視員に求められたら見せる
- 遊漁証をほかの人に貸さない
1日券なら、取扱所に寄らなくても釣り場で漁場監視員に遊漁料を納められるのは、出かける人にとって助かる点です。ただし、規則の「遊漁」はコイ・フナ・ウナギ・ワカサギをとることを指しています。バス釣りでもこの遊漁料が要るのかは、組合に聞いて確かめてください。
この規則は令和5年9月1日から施行されています。変わることがあるので、出かける前に群馬県が公開している近藤沼漁協の遊漁規則で確かめてください。
近藤沼の遊漁規則は舟釣と日の入り後の遊漁を禁じている

近藤沼漁協の遊漁規則では、舟釣は1年を通して漁場全域で禁じられています。日の入りから日の出までの間も、全漁場で遊漁ができません。
使ってよい漁具・漁法は、手でとること、手釣(1人1本)、竿釣(1人2本以下)です。遊漁の期間は、ワカサギが10月1日から翌年3月31日まで、コイ・フナ・ウナギは1年を通してです。冬はワカサギの遊漁期間にもあたります。
規則には、釣り場での振る舞いも書かれています。
- 漁場監視員の指示に従う
- ほかの釣り人と適当な距離を保つ
- 漁業者やほかの釣り人の迷惑になることをしない
- 沼の底をかき回さない
規則に違反すると、組合はその場で遊漁の中止を命じ、その後の遊漁を断ることができます。納めた遊漁料も戻りません。特に、舟釣と、日の入りから日の出までの遊漁は規則で禁じられていると覚えておいてください。
近藤沼で釣ったバスはどうする?群馬県の指示と外来生物法

群馬県では、内水面漁場管理委員会の指示により、コクチバスを釣った川や沼、それにつながる水域へ戻すことが禁じられています。この指示の期間は令和10年3月31日までです。
県は、コクチバスはオオクチバスやブルーギルとともに、外来生物法で飼育や移植、運搬などが禁じられているとしています。環境省によると、特定外来生物でも釣りそのものはできます。禁止されるのは、釣った魚を持ち帰って飼うことや、別の場所へ運んで放すことです。
近藤沼で釣ったオオクチバスの扱いは、現地の掲示と組合の案内に従ってください。県の指示について聞きたいときは、群馬県の蚕糸特産課水産係(027-226-3095)が窓口です。
冬の近藤沼のバスはどこにいる?深い所で越冬するバスと晴れた日の浅場

オオクチバスは、水温が10℃前後になる晩秋に深い所へ移り、厳寒期は沈木などの障害物の間で群れて冬を越すとされています。国立環境研究所の侵入生物データベースにある習性です。
一方で、冬でも浅い所が狙えないわけではありません。O.S.Pのスタッフレポートで茂手木祥吾さんは、野池や、底が平らで浅い湖(フラットレイク)の冬の釣りとして「シャローの釣り」(浅い所の釣り)を挙げています。
- 水深50センチから2メートル弱でも、天気のいい日は餌を食べにバスが入ってくる
- もともとそこに居着いているバスが釣れることもある
- ゴロタ石やテトラのように障害物が複雑な所ほど、その見込みが高まる
茂手木さんは、冬は冷たい水が下にたまり、底のほうが水温が低いことが多いので、バスは浮いていることが多くなるとも書いています。
深い所で群れる習性と、晴れた日に浅い所へ入る動き。冷え込んだ日は深い所、天気のいい日は浅い所と、その日の空模様で考える場所を変えてみるのが、冬の沼の面白さです。
冬の池でバスを探す考え方は、冬の野池でバスを探す場所と晴れの日の探り方も参考にしてください。
冬の近藤沼で使うルアーは?水温が低い日は底を感じながら探る

水温が下がって動きの鈍いバスには、底を感じ取りやすいバイブレーションで、底を中心に探る方法があります。ジャッカルは「TN VIBRATION」について説明しています。低水温で活性が低くなったバスには、底を感じ取る力の高さを生かして、底を中心に狙うそうです。
TN VIBRATIONのサイズの1つ「TN60」は、全長60mm・重さ12.7gのシンキング(沈むタイプ)です。
米国魚類野生生物局の資料によると、オオクチバスはふつう、水温が華氏41度(摂氏5℃)を下回ると餌を食べません。冷え込みの厳しい日ほど、底を中心に探ることになります。釣れない時間が続いても、それが冬の普通だと思っておくと気が楽です。
冬のルアー選びをもう少し広く知りたいときは、冬のバス釣りで使うルアー5種類の選び方もどうぞ。
冬の近藤沼は落水に備える!濡れた護岸は滑りやすい

水際の護岸や浅瀬の石のコケ、濡れた石やコンクリートは、とても滑りやすくなっています。国土交通省が川の利用者に向けて出している注意です。
水際から3〜5mほどの所まで近づくなら、ライフジャケットを着ると落水したときの危険を大きく下げられるとされています。冬の水は冷たいので、足もとの悪い岸では特に気をつけたいところです。
寒さへの備えは、バス釣りの防寒着の選び方と手足の守り方にまとめています。
まとめ:冬の近藤沼は組合の決まりを確かめてから出かける

近藤沼でバス釣りをしてよいかは公式情報では分からず、漁協の遊漁規則の対象魚はコイ・フナ・ウナギ・ワカサギです。規則では、遊漁料が1日500円で、舟釣と日の入りから日の出までの遊漁が禁じられています。
決まりの分からないことを自分で判断せず、組合に聞いてから出かけるのが、気持ちよく釣りをするいちばんの近道です。
- 近藤沼漁協の取扱所に、バス釣りができるかと遊漁料を聞く
- 現地の掲示を見て、釣ったバスの扱いを確かめる
- 釣ってよいと分かったら、晴れた日の昼間に岸から狙う計画を立てる
- ライフジャケットと防寒の備えを用意する
出かける前に、近藤沼漁協の遊漁証取扱所でバス釣りの扱いを確かめてください。冬のバスが口を使わない理由は、冬のバス釣りで釣れない理由と巻く速さで詳しく取り上げています。
