MENU

秋のバス釣りのルアーカラーはどう選ぶ?水の濁りから決める3つの色

autumn-bass-fishing-lure-color のアイキャッチ画像

秋のバス釣りに出かける前、ルアーケースを開いて色をどれにするか決めきれないことはないでしょうか。おすすめの色を並べた記事を読んでも、その日の水を見て何を結ぶかまでは決まりません。

結論から言うと、色は製品の評判ではなく、釣り場に着いてから水の濁りを見て決めます。最上川ダム統合管理事務所によると、湖などの水面の色は水分子による光の吸収や拡散と、水中の物質で決まるとされています。

この記事では、水の濁りから色を決める順番と、持ち歩く色を3つに絞る組み立てを整理します。読み終えるころには、次の釣行にどの色を入れるかが決まります。

目次

秋のバス釣りのカラーは水の濁りを見てから決める

秋のバス釣りのルアー

色選びは、釣り場に着いて水面をのぞいた時点から始まります。同じルアーでも、水が濁っているか澄んでいるかで見え方が変わるためです。手持ちの中でどれが目立つかを決めるのは、水の状態です。

水そのものが光をどう扱うかと、水に何が混ざっているかの2つで、水中の明るさと色味が決まる形です。

製品の評判より先に、その日の水の濁りを確かめると、迷う範囲が一気に狭くなります。濁っていれば見つけてもらう方向、澄んでいれば餌に寄せる方向と、進む道が2つに分かれるからです。

濁りの程度は、足元の水に自分のルアーを沈めてみると分かります。どのあたりで見えなくなるかが、その日の水の濁り方の目安になります。

秋のバス釣りで水の濁りが変わりやすいのは雨が多いから

秋のバス釣りのブラックバス

秋は、水の濁りが動きやすい季節です。気象庁によると、秋の降水量は他の季節より比較的多い傾向があり、その要因として夏から秋への季節の移行期に日本付近に現れる秋雨前線や、台風があげられています。

濁りそのものも雨に左右されます。環境省の水質項目の資料では、濁度は土壌その他浮遊物質の混入などによるもので、地表水においては降水の状況などによって大幅な変動を示すとされています。

つまり、先週と同じ釣り場でも水の状態は同じとは限りません。前回釣れた色をそのまま結ぶ判断は、秋ほど外れやすくなります

濁りの正体は水に浮かぶ細かい粒子です。土壌粒子はほとんどすべての天然水に含まれ、水中の懸濁物質の主成分を構成しているとされます。濁度の原因となる粒子の大きさは、1nmから1mmと広範囲に及びます。

秋には、雨とは別に湖の水が上下に入れ替わることでも水の状態が変わります。この現象は湖の水が入れ替わるターンオーバーの見分け方で扱っています。

降水の傾向は地域で違うので、出かける前に気象庁の公式ページで秋の雨の傾向を確かめてください。

秋のバス釣りで濁った水のときは見つけやすい色を選ぶ

秋のバス釣りのルアー

水が濁っている日は、バスに見つけてもらうことを優先した色を選びます。濁りは光をさえぎる粒子が増えた状態で、ルアーが見える範囲そのものが狭くなるためです。

水の中では、色の届き方も均一ではありません。最上川ダム統合管理事務所によると、水分子は波長の長い赤色の光を吸収します。

赤色以外の残りの光が反射・拡散し、赤系の補色である緑系の色が人の目に残るとされています。深くなるほど水は青から緑がかって見えます。

赤系は浅いところでしか色として残らないため、深い場所や濁った場所で赤を頼りにするのは分が悪くなります。濁った水では、明るさの差で気づいてもらう方向に寄せます。

この場面で使われるのは、水を強く動かして存在を伝えるルアーです。O.S.Pのハイピッチャーは、1/4oz(7.0g)から1oz(28.0g)まで6種類のウエイトがあるスピナーベイト(金属の板が回転する巻きもののルアー)です。

カラーは23色(1ozは10色)用意されています。メーカーは、プレッシャーがかかった状況下で使う中小型スピナーベイトとして開発したとしています。

フィッシング遊
¥1,430 (2026/09/22 21:56時点 | 楽天市場調べ)

色を強くしても反応が無いときは、色ではなく通す深さや速さを疑ってください。濁りの中では、見つけてもらえる距離が短いぶん、同じ場所を通す回数が効いてきます。

秋のバス釣りで水が澄んだ日は餌に近い色へ寄せる

秋のバス釣りのブラックバス

水が澄んでいる日は、バスが食べているものに色を寄せます。見える範囲が広いほど、餌との違いが目に付きやすくなるためです。何に寄せるかは、その水域で何が食べられているかで決まります。

国立環境研究所の侵入生物データベースによると、オオクチバスはオイカワやヨシノボリ類などの魚類、エビやザリガニ類などの甲殻類を主食とします。水生昆虫や水面に落下した陸生昆虫、鳥のヒナまで捕食します。春から秋にかけては、水草地帯や障害物のある岸辺近くで活発に餌を求めて動き回るとされています。

岸近くで何が跳ねているかを見てから色を決めると、寄せる先を外しにくくなります。小魚が騒いでいれば銀や白の入った色、水底を狙うなら茶や緑の色、という組み立てです。

小魚に寄せた色は、メーカーのカラー名からも見分けられます。ジャッカルのTNシリーズは、体を震わせて泳ぐバイブレーションです。

TN70は全長70mm・重さ18.0gのシンキング(沈むタイプ)、TN60は全長60mm・重さ12.7gのシンキングです。TNシリーズのカラーには「時雨ワカサギ」のように小魚の名前が入ったものがあります。

釣具のポイント東日本 楽天市場店
¥1,733 (2026/09/22 21:56時点 | 楽天市場調べ)

澄んだ水でも、曇りや朝夕は水中が暗くなります。餌に寄せた色で反応が無いときは、明るさが足りていないと考えて、見つけてもらう方向の色に戻してください。

秋のバス釣りのカラーは3色そろえれば足りる

秋のバス釣りのルアー

持ち歩く色は、見つけてもらう色、餌に寄せる色、その中間の色の3つに絞れば足ります。色を増やすほど選ぶ時間が延び、水の濁りを見て決めるという順番が崩れるためです。

役割で分けておくと、同じ系統の色を何本も買い足す無駄も減ります。3つの役割に、それぞれ手持ちのルアーを1つずつ当てはめる形で組み立ててください。

1色目:濁った水で見つけてもらう色

濁った水や暗い時間帯に使う、明るくて目に留まりやすい色です。ゲーリーインターナショナルのカラーチャートには、015番のチャートのように、チャートの名前が付いた色が並びます。

この色は迷ったときの最初の1本ではなく、水が濁った日の1本として持ちます。澄んだ水で最初から強い色を通すと、見切られる場面が増えます。

2色目:餌の小魚に寄せる色

澄んだ水で使う、小魚に近い色です。ジャッカルのTNシリーズの「時雨ワカサギ」のように、メーカーが餌の名前を付けている色が目印になります。

水域によって餌になる小魚は違うため、通う釣り場で何が跳ねるかを先に見てください。餌の名前が付いた色は、その水域に餌がいる前提で効いてくるものです。

3色目:どちらでも使える中間の色

濁りと澄みのどちらでも使える、落ち着いた色です。ゲーリーインターナショナルのカラーチャートには、297番のグリーンパンプキンや042番のウォーターメロン、002番のスモークがあります。

ゲーリーインターナショナルのグラブは、このカラーチャートの色で選べるワーム(柔らかい樹脂でできたルアー)です。水の状態を読みきれない日は、この中間の色が出発点です。

フィッシングスクエア 楽天市場店
¥1,045 (2026/09/22 21:56時点 | 楽天市場調べ)

水温が下がるにつれて、探る場所も変わります。国立環境研究所の侵入生物データベースによると、オオクチバスは水温が10℃前後になる晩秋には深いところへ移動します。深い場所では赤系の色が残りにくいので、3色目の出番が増えます。

まとめ:秋のバス釣りのカラーは水の色から決める

秋のバス釣りのブラックバス

秋のルアーカラーは、その日の水の濁りを見てから決めます。濁っていれば見つけてもらう色、澄んでいれば餌に寄せる色、読みきれなければ中間の色という順番です。

色の数を増やすより、役割を3つに分けて持つほうが、現場で迷う時間は短くなります。秋は雨で水が動きやすいぶん、判断の順番を決めておく価値があります。

次の釣行の前に、手持ちのルアーを3つの役割に仕分けて、足りない役割だけを買い足してください。

色の前に、どのルアーを持っていくかを決めたい場合は、初秋と晩秋で持ち替えるルアーの選び方主食の形に合わせるワームの使い分けが参考になります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次