「河口湖へバス釣りに行きたいけどアクセス方法や釣りルールが分からない」
なんてバス釣り初心者で悩んでいる方はいませんか。バス釣りの中でも人気の高いエリアである河口湖。
この記事ではそんな河口湖でのバス釣りスポットや季節によるバス釣り、アクセス方法などをご紹介しています。
結果としてこの記事を読めば河口湖でバス釣りを楽しめることができ、よりバス釣りの奥深さを知ることができるでしょう。
河口湖で「バス釣り」が人気の理由

日本屈指のバスフィッシングの「聖地」として長年にわたり釣り人たちを魅了し続けている河口湖。雄大な藤の裾野に広がる湖にはアングラーにとってロマンが広がっています。
そんな河口湖が「バス釣り」に人気な場所だという理由を今からご紹介していきます。
1. アクセスの良さ
河口湖は関東圏在住のアングラーにとって日帰りでも十分に楽しめる絶好のロケーションにあります。
車でのアクセス
首都圏から向かう場合、中央自動車道を利用するのが最も一般的です。高速道路を使って首都圏からなら2時間ほどで行くことができます。河口湖ICを降りれば、湖畔まではわずか数分で到着できます。
交通機関でのアクセス
車の運転が苦手な方や、電車でのんびりと旅を楽しみたい方にも、河口湖は最適な観光地と言えるでしょう。
電車で向かう場合は、JR中央線で大月駅まで行き、そこから富士急行線に乗り換えて終点の河口湖駅を目指すのが基本的なルートです。一方、高速バスも便利で、新宿や二子玉川など主要なバスターミナルから河口湖駅行きの便が頻繁に運行されています。
2. 地形の良さ
河口湖は、標高約830mに位置する高山湖です。周囲約19km、最大水深約15mと、富士五湖の中では山中湖に次ぐ大きさを誇ります。
湖底の地形
河口湖の湖底は非常に変化に富んでいます。富士山の噴火によって形成された溶岩帯は、バスにとっても絶好の隠れ家(ストラクチャー)となります。その他にも砂地、砂利、そして夏場に生い茂るウィード(水草)エリアなどバスが身をひそめる場所が豊富に存在します。
水質と水深
水の透明度が非常に高く、時には7m先まで見通せるほどクリアです。これはバスの警戒心を高める要因となりルアーやラインの選択に工夫が求められます。この工夫をすることがアングラーにとっての醍醐味でもあります。湖全体としては、急深な場所と遠浅な場所が混在しており場所によって攻め方が変わります。
3. 管理された漁場
日本の多くの湖沼でブラックバスが「特定外来生物」として駆除対象とされる中、河口湖では漁業協同組合が遊漁の対象魚として管理しています。
遊漁券の収益をもとに定期的な放流事業が行われておりこれが魚影の濃さを維持し、初心者でも釣果を増やすい環境を作り出しています。これはアングラーと漁協が協力してフィールドを維持している、日本では杞憂な成功例と言えるでしょう。
4. 充実した環境
富士山を望む絶景はもちろんのこと、湖畔には無料駐車場やトイレが整備され、ボート店や飲食店、宿泊施設も充実しています。釣というアクティビティを快適なレジャーとして楽しむためのインフラが完ぺきに整っているのです。
河口湖のおすすめバス釣りスポット

河口湖でのバス釣りには、大きく分けて二つのスタイルがあります。陸から狙う「おかっぱり」と、船上から狙う「ボート釣り」。今回は初心者でも楽しめる、おかっぱりのおすすめスポットをいくつかご紹介していきます。
陸っぱり(おかっぱり)のおすすめスポット
「おかっぱり」とは、岸辺の堤防など、陸地から釣りをするスタイルです。手軽に始められるため、多くの初心者はこちらからスタートします。おかっぱりでの実績の高い主要な釣りポイントを湖を一周するように紹介します。
ロイヤルワンド&畳岩(大橋南側)
河口湖の中でも、最も有名で人気の高いエリアです。初めて訪れるなら、まずはこの場所から始めるのがよいでしょう。
このエリアはバスの放流地点でもあり、常に魚のストック量が多いのが特徴です。ウィードや溶岩帯、ブレイクが複雑に絡み合う変化に富んだ地形で、バスが好む要素が揃っています。さらに、水温が安定しているため、年間を通して安定した釣果が期待できます。
足場が良く釣りやすい反面、プレッシャーは湖内でも特に高いポイントです。ポークを使ったダウンショットリグなどでボトムを丁寧に探る釣りや、回遊してくるバスをミノーで狙う戦略が効果的です。
長浜(西湖放水路)
湖の西端に位置する広大なシャロー(浅瀬)エリアで、開放感のあるポイントです。広々とした駐車場があり、足場も良いため、家族連れにもおすすめの場所です。隣接する西湖からの放水路があるため、水の流れが生まれるとバスの活性が一気に高まります。
釣り方としては、ウィードの切れ目やエッジをスピナーベイトやクランクベイトでテンポよく探るのが定番です。
大石公園
湖の北岸に位置する一級の釣りポイントで、アクセス性と設備の充実度から非常に人気があります。駐車場やトイレ、売店が完備されており、快適に釣りを楽しめる環境が整っています。ポイントは公園内のシャローフラットで、沖合にはウィードが広がっているのが特徴です。
釣り方としては、遠投して沖のウィードを狙うスタイルが基本となります。
河口湖大橋(北側、産屋ヶ崎&南側)
湖のシンボルである河口湖大橋の周辺は、大型バスが潜む一級ポイントとして知られています。
橋脚(橋の柱)はそれ自体が巨大なストラクチャーとなっており、その周囲は急深な地形です。回遊してくる大型バスが立ち寄るフィーディング(捕食)スポットとして非常に有望です。
おかっぱり(岸釣り)から橋脚を直接狙うのは難しいため、橋のたもとからブレイクラインを狙う釣りが有効です。また、北側に位置する産屋ヶ埼(うぶがやさき)は足元から急深になっており、ビッグバスの実績が高いポイントとして知られています。
浅川(湖波ボート前)
浅川(湖波ボート前)は、湖の東側に位置するワンド(入り江)状のエリアです。
遠浅の地形で、夏以降にはウィードが豊富に生い茂ります。東風が吹くとプランクトンやベイトフィッシュが岸寄りに集まり、それを追ってバスも集まりやすくなります。ワンド形状のため風の影響を受けにくく、足場も整っているため、おかっぱりにも適したポイントです。
釣り方としては、ウィード周りを丁寧に探っていくスタイルが主体となります。
さかなワンド
さかなワンドは、レンタルボート「さかなや」の目の前に広がるワンドで、ロイヤルワンドと並ぶ主要な放流ポイントのひとつです。
放流直後は数釣りが期待できる反面、アングラーも集中しやすく、プレッシャーは非常に高くなります。湖底は複雑な溶岩帯で構成されており、バスが付きやすい一方で根掛かりも多発する傾向があります。
釣り方としては、スピナーベイトやガード付きのジグなど、根掛かりしにくいルアーでテンポよく探り、バスの居場所を見つけたらポークリングなどで丁寧にフォローを入れるのが定番の戦略です。
ハワイエリア
ハワイエリアは、レンタルボート「ハワイ」の前に広がるシャロー(浅場)エリアです。
このポイントには川が流れ込むインレット(流れ込み)があり、ベイトフィッシュが豊富に集まります。春にはスポーニング(産卵)エリアとしても知られ、大型バスが差してくる実績の高い場所です。遠投が有利になる場面が多いため、ウェーダーがあるとより有効に攻めることができます。
戦略としては、サイトフィッシング(見えているバスを狙う釣り)でスレたバスに口を使わせるテクニックが求められます。夏場にはトップウォーターでのゲームが非常にエキサイティングです。
八杭ワンド
八杭ワンドは、湖の西部に位置する三連ワンドの真ん中のワンドで、人気の放流ポイントです。
急深なハードボトム(岩や石の硬い湖底)が特徴で、岸際にはウィードも豊富に生い茂っており、バスが身を潜める隠れ家が多く存在します。ワンド形状のため風の影響を受けにくく、安定したコンディションで釣りが楽しめるのも魅力です。
地形変化に富んでいるため、さまざまなルアーを試す価値があります。釣り人の数も比較的少なく、ゆったりとした環境で釣りができることも多いポイントです。
ボート釣りについて
レンタルボートを使えば、おかっぱりでは届かなかった湖の沖へと繰り出すことができます。中級以上のアングラーや、本気で大型バスを狙うならボート釣が断然有利です。
メリット・・・湖全域を自由に移動でき、おかっぱりからは狙えない沖のブレイク(水深が急に変わる場所)やハンプ(湖底のコブ)、ディープのウィードエリアなどを攻略できます。人の少ないポイントへ移動することでプレッシャーから逃れることも可能です。大型バスとの遭遇率は格段に上がります。
デメリット・・・ボートレンタル料というコストがかかります。また、エンジン付きのボートを操船するには船舶免許が必要です。魚群探知機を読み解き、風や波の中でボートを操るなどおかっぱりとは異なる技術も求められます。
ボート釣りの基本戦略・・・魚群探知機で湖底の地形や魚の反応を見つけ、最適なポジションにボートを止めてキャストするのが基本です。風を利用してボートを流しながら広範囲を探る「ドラッキング」などのテクニックも有効になります。
おかっぱりとボート釣りは、戦略的選択が必要となります。おかっぱりは「プレッシャーとの戦い」であり、アングラーが少ない時間帯を狙って行動をする必要があります。また、ボート釣りは「広大な湖から魚を探し出す冒険」であり、地形と魚の動きを読む力が試されます。
河口湖の季節別バス釣り攻略法

バスの行動は季節(水温)によって大きく変化します。これを「シーズナルパターン」と呼びます。
四季折々のバスの動きを読み解き、それぞれの季節で最も効果的な釣り方、ルアー、そして狙うべき場所を解説します。
春(プリスポーン~スポーン)
一年の中でもっとも大型バスが釣れる可能性が高く、非常にエキサイティングな季節です。冬の間、深場で体力を温存していたバスたちは、産卵を意識して浅場へと移動し始めます。
水温が16℃前後になると、産卵のためにシャロー(浅場)へと差してきて、体力をつけるために積極的にエサを追うようになります。オスは巣(ベッド)を作り、メスを誘い込んで産卵します。
パターン
水温の上昇とともに、まずは大型のメスから動き出します。狙い目は、産卵前に荒食いするプリスポーンのタイミングです。4月下旬から5月にかけて、産卵(スポーン)が本格化します。
ルアーとテクニック
i字系ルアー(ジャッカル・アイプロップなど)やフローティングミノー(HMKL・スーパージョーダンなど)は、ほとんど動かさずに水面に漂わせる「放置」が基本です。ルアーを動かしすぎると見切られてしまうため注意が必要です。
シャークベイトは、水中で不規則なダートアクションを起こし、中層を意識しているバスにリアクションバイトを誘発します。
シャッドは、風が強く表層の釣りが難しいときに、一段下のレンジを効率よく探るのに有効です。
夏(ポストスポーン~サマー)
梅雨が明けて水温が上昇する6月から8月は、バスの動きが活発になる季節です。ただし、日中は高水温を嫌って、より快適な場所へと移動します。
産卵を終えたバスは体力を回復させながら、水温が上がりすぎると涼しい日陰(シェード)、水通しのよい場所、あるいは水深のあるディープレンジへと移動していきます。
パターン
バスの活性がもっとも高まるのは、水温が比較的低い朝マズメ(日の出前後)と夕マズメ(日没前後)のローライトコンディションです。日中はシェードやウィードの中、あるいは沖のディープエリアに身を潜めています。
ルアー
朝夕は、ポッパーやペンシルベイトなどのトップウォータールアーで水面を攻める釣りがもっともエキサイティングです。
日中は、ラバージグにポークを組み合わせてウィードの中に打ち込む「パンチング」や、ポークのダウンショットリグでウィードのアウトサイドエッジを丁寧に探る釣りが効果的です。
秋(フォール)
夏に高かった水温が下がり始め、バスにとって快適な適水温(およそ20℃前後)になると、再び捕食活動が活発になります。
水温が安定して適水温に近づくと、バスは冬に備えて荒食いを始め、ベイトフィッシュの群れを追って広範囲を回遊するようになります。
サーチベイト
スピナーベイト、クランクベイト、バイブレーションなど、広範囲を効率よく探れる「巻き物系」のルアーが主役となります。テンポよく広く探ることで、回遊しているバスを効率的に狙えます。
マッチ・ザ・ベイト
その時期にバスが捕食しているベイトフィッシュのサイズやカラーにルアーを合わせることが釣果に直結します。ルアーセレクトの精度が重要になります。
場所
バスの動きはベイトフィッシュ次第です。魚群探知機が使えないオカッパリでは、小魚が水面で跳ねている場所や、河口湖大橋周辺などベイトが集まりやすいエリアを常にチェックすることがポイントになります。
冬(ウィンター)
12月から2月の冬季は低水温の影響でバスの動きが極端に鈍くなり、年間でもっとも釣るのが難しい季節です。しかし、釣れればコンディションの良いバスであることが多く、一匹の価値は非常に高いと言えます。
パターン
バスは体力の消耗を避けるため、水温が最も安定するディープエリアに集まり、湖底でじっとしていることがほとんどです。捕食の機会もごくわずかで、非常に低活性な状態が続きます。
ルアーとテクニック
この時期は、とにかく「ゆっくり」「丁寧に」誘うことが絶対条件です。ポークのダウンショットリグをボトムでわずかに動かす釣りや、メタルジグを垂直にリフト&フォールさせてリアクションバイトを狙う釣りが主体となります。
「コン」と明確なアタリが出ることは稀で、ラインがわずかに動く、あるいは重みが乗るといった微細な変化を感じ取る集中力が求められます。
場所
越冬場所となるディープエリアがメインターゲットです。河口湖大橋周辺の水深10メートル前後のラインや、ロイヤルワンド沖の深場などが実績の高いポイントとして知られています。
河口湖のバス釣りに関するよくある質問

河口湖のバス釣りに関する質問をいくつかご紹介していきます。
河口湖のバス釣りまとめ
バス釣り初心者にとって河口湖でのバス釣りはあらかじめ情報を知っておけば難しい事はありません。
季節によってバス釣りのスポットや釣り方が変わってきます。まずはバス釣りをしやすい時期から試してみてはいかがでしょうか。容量をつかめば初心者でも大型バスを釣り上げることができます。
河口湖での正しいルールを守って楽しくバス釣りを楽しんでくださいね。ご覧いただきありがとうございました。







