「榛名湖でのおかっぱりバス釣りってどうなの?」「榛名湖でのおかっぱりは初心者でも簡単に楽しめるの?」
と悩んでいる、バス釣り初心者の方はいませんか。この記事では、榛名湖でのおかっぱり釣りについて初心者にも分かりやすいように榛名湖の特徴からおかっぱりポイントなどを徹底解説しています。
この記事を読むことで榛名湖でのバス釣りをする第一歩を踏み出すことができるでしょう。
榛名湖の特徴とバス釣りの魅力

群馬県高崎市になる榛名湖は、榛名山の火山活動によってできたカルデラ湖で、標高約1,100mに位置しています。四季折々の自然が美しく、観光やレジャーのスポットとしても人気があります。ここでは榛名湖の特徴と、特にバス釣りの魅力についてご紹介していきます。
榛名湖の特徴
榛名山の噴火でできた湖で、周囲は山々に囲まれたカルデラ湖で、水が澄んでおり景観も美しいのが特徴です。標高が高いので夏でも比較的涼しく、避暑地としても人気です。冬は湖が凍結し、ワカサギ釣りも楽しめます。
榛名湖は観光地としても人気で、榛名富士ロープウェイや遊覧船、湖畔の散策など釣り以外の楽しみも豊富にあります。
榛名湖でのバス釣りの魅力
- ブラックバスの生息地・・・榛名湖は関東でも有力なバス釣りスポットで、ラージマウスバスが狙えます。
- プレッシャーが高い分攻略性が面白い・・・人気フィールドなので魚の警戒心も強くルアー選びやアプローチに工夫が必要です。釣り人にとっては「腕試しの場」として魅力があります。
- 四季ごとの釣り方が楽しめる・・・春はシャロー(浅場)での産卵期狙い、夏はディープエリア、秋は回遊バス、冬は厳しいながらもテクニカルな釣りが可能です。
- 景色を楽しめる・・・湖畔の自然や榛名富士を眺めながらの釣りはリラックス効果も抜群にあります。
榛名湖は「自然の美しさ」と「テクニカルなバス釣り」が同時に楽しめる場所です。観光と釣を組み合わせて訪れる人も多く、家族な友人と一緒に楽しめますよ。
おかっぱり釣りの基本装備
榛名湖のおかっぱりバス釣りでは、クリアウォーター対応の繊細なタックルと機動力を意識した装備が重要になってきます。安全面を確保しつつ、状況に合わせたルアーテーションで攻略することが釣果に繋がります。
ロッドとリール
ロッド・・・6~7フィート前後のミディアム~ミディアムライトクラスで遠投性と操作性のバランスが良くおすすめです。
リール・・・スピニングリール2500~3000番、またはベイトリールが良いでしょう。軽量ルアー主体だとスピニング、カバー狙いならベイトが有効です。
最適ライン
フロロカーボンライン・・・6~10lbが基準です。クリアウォーターの榛名湖では細かめが有利です。
PEライン・・・遠投やトップウォーター狙いに使用すると良いでしょう。リーダーはフロロを1~2m結束します。
おすすめルアー
- ワーム系・・・ネコリグ、ダウンショット、ノーシンカーがおすすめ。クリアな水質に強いです。
- ハードルアー・・・ミノー、シャッド、スモールクランクで回遊バスをねらうのに有効です。
- トップウォーター・・・夏場や朝夕のフィーディングタイムにポッパーやペンシルがおすすめです。
遊漁券の購入について
榛名湖で釣りを楽しみたい方は遊漁券が必要です。大人は1人700円、中学生以下は無料となり、お子様と一緒にバス釣りを楽しむのにはピッタリです。
遊漁券は自動販売機や取扱店で購入できるので予約などは不要です。
安全・快適装備
ライフジャケットを岸釣りでも必須になるので用意しておきましょう。
紫外線対策として防止や日焼け止めなどを装備しておくのは必須です。
山間部の榛名湖は天候が変わりやすいためレインウエアを携帯しておきましょう。
岸際の岩場や草地を移動しやすい歩きやすいシューズで行きましょう。
初心者向けおかっぱりポイント


榛名湖でのおかっぱり初心者向けポイントをここで紹介します。
釣行のポイントとしては、榛名湖のシーズンは5月~10月と標高が高く水質が低めで、水質がクリアなためナチュラルカラーのルアーが有効となります。
湖畔は観光客も多いので、キャスト時は周囲に注意が必要になります。
ボート乗り場周辺(ゆうすげ元湯付近)


足場が安定していて釣りやすい場所です。バスが回遊してくることが多く初心者でもヒットしやすいスポットです。
ホテル前エリア


「ダイワパレス榛名湖」というホテルが目印です。
水深2~3mくらいにウィード(藻)が多いので、榛名湖屈指の人気スポットです。
バスの魚影は比較的濃いのでウィードをうまく攻略できればバスが釣れる可能性は高いです。
ベイトフィッシュがウィードの上を回遊していることが多く、ベイトのサイズ感に合わせたヴィローラを使って群れからはぐれて弱った小魚を演出するようにミドストしてみるのがおすすめです。
ひともっこ山の近く


ひともっと山から来たセミが湖面に落ちるため、バスが集まるスポットになっています。
浅場が広がっていて、春~初夏は特にバスが寄りやすく、ファミリーでも釣りしやすい環境です。
セミ系などのトップウォータールアーで釣りましょう。
甲子亭ボート乗り場付近


公共交通機関でもエントリーがしやすい人気スポットです。周辺にはボート乗り場やトイレなども隣接しているため初心者や子供連れでもバス釣りが楽しめる釣り場となっています。常に釣り人が足を運ぶ人気エリアであるため、釣行する時は朝一からがおすすめです。
アプローチする時は繊細なアクションが使えるスピニングタックルでスモラバやネコリグなどがおすすめです。


季節ごとの狙い方


榛名湖は標高が高く水温変化が大きいため、季節ごとの水温推移を意識することが釣果アップのカギとなります。今から季節ごとにバス釣りの特徴やバスの狙い方を解説していきます。
春(3月~5月)
特徴
水温上昇とともにバスがシャローに差してきます。スポーニング(産卵)を意識した行動が見られます。
狙い方
- 3月~4月初旬はディープからシャローへ移動する個体を狙い、ミノーやシャッド(ルアー)のスローリトリープ(ただ巻き)が有効です。
- 4月中旬~5月はスポーニングエリア周辺のフラットやワンドを中心にライトリグ(ダウンショット、ネコリグ)で丁寧に探るとよいでしょう。
- 水温が安定してきたらトップウォーターにも反応が出始めます。
夏(6月~8月)
特徴
水温上昇によりバスはディープレンジやウィードエリアにつきます。日中はプレッシャーが高くなります。
狙い方
- 早朝・夕方はシャローでトップウォーターやスピナーベイトが有効です。
- 日中はディープのウィードエッジや岬周りを狙い、ジグヘッドリグやキャロライナリグでボトムを探れます。
- 水通しの良いエリアやインレット周辺は回遊バスが入りやすく、ミッドストローリングでシャッドで狙えます。
秋(9月~11月)
特徴
水温低下に伴いベイトフィッシュを追って回遊します。群れで行動することが多く、広範囲を探る必要があります。
狙い方
- 岬やブレイクラインを中心にクランクベイトやスピナーベイトで広くサーチしましょう。
- ベイトが溜まるワンド奥や風邪の当たるエリアでは、ミノーやシャッドのジャーキングが効果的です。
- ディープレンジではメタルバイブやダウンショットでリアクションを狙いましょう。
冬(12月~2月)
特徴
水温が低下し、バスはディープに落ち着きます。活性は低くなるが、狙い方次第で大型が出やすいです。
狙い方
- ディープフラットやブレイクに定位する個体をメタルバイブやスプーンでリアクション狙いをしましょう。
- ライトリグを使い、ボトムでじっくり誘うのも有効。
- 日中のわずかな水温上昇タイミングを狙うと反応が出やすいです。
まとめ
これまで、榛名湖でのおかっぱりバス釣りについて紹介してきました。
榛名湖は初心者でも楽しめるおかっぱりフィールドとなっています。アクセスの良さと多彩なポイントが魅力で、季節ごとの戦略を立てることで釣果アップが期待できます。
安全とマナーを守りながら自然豊かな榛名湖でのバスフィッシングを楽しんでみてください。