バス釣りにおけるラバージグの季節による使い方は様々です。
よく「冬に使うんでしょ?」と耳にしましが、オールシーズン使えます!
ボートだけなく、陸っぱりでもプロがラバージグを多用して、ナイスコンディションのバスをキャッチしています。
そんなプロも使うラバージグ。
特に季節の変わり目で使うラバージグの理解が大切です。
季節ごとでラバージグの使い分けを理解することは、釣果を大きく左右する要素となります。
今回は、ラバージグを季節に応じて最大限に活用する方法を詳しく解説します。
目次
ラバージグの使い分け
季節 | バスの動き | おすすめのラバージグ | 使い方のポイント |
---|---|---|---|
春 | 鈍い | フットボールヘッド、アーキーヘッド、ラウンドヘッド | ズル引きやボトムバンピング、中層シェイクなどでゆっくり引く |
夏 | 活発 | アーキーヘッド、スモラバ | スイミングやフォールのアクションを強調し障害物が多い場所を攻める |
秋 | 活発 | フットボールジグ | 大型のエサを求めるのでボリュームのあるラバージグ、スナッグレス性能の高いものを選ぶ |
冬 | 鈍い | スモラバ | スローなアクションでじっくりとバスを誘う。カバーの中を狙う |
ラバージグは、その多様なアクションと季節ごとの使い方を理解することで、一年を通して楽しむことができます。
季節・種類・使い方選びでバスのキャッチ率も大きく左右します。
ラバージグの種類
形状 | 説明 | 特徴 | 使用する場面 |
---|---|---|---|
フットボールヘッド | ボールのような形 | 広い範囲で底を探るのに適している | オープンウォーターや広い範囲 |
アーキーヘッド | 丸みを帯びた三角形 | 障害物の多い場所でも引っかかりにくい | カバー周りや障害物が多い場所 |
ラウンドヘッド | 丸い形 | 万能でさまざまなポイントで使いやすい | いろいろな場所で使用可能 |
スモラバ | 小型のラバージグ | 繊細なアクションができ、特に障害物の多い場所で有効 | 植物や障害物が多い場所 |
ラバージグには大きい分けて4つの形状があります。
オススメのラバージグも含めて紹介します。
フットボールヘッド
- 水を受ける面が均一で、フォール姿勢が安定
- ボトムの感度を取りやすく、フックポイントが常に上向きなのでフッキング率が高い
- 岩や沈み物などのストラクチャーに根掛かりしやすいデメリットがある
アーキーヘッド
- 尖った形状で、カバーに強い(スリ抜け良好)
- カーブフォールするため、広範囲をスピーディーに探るのに適している
- ボトム姿勢はやや不安定ですが、ヘビーカバーやゴロタエリアで活躍
ラウンドヘッド
- アーキーヘッドとフットボールジグの中間的な特徴
- カバーにそこそこ強く、ボトムサーチもできるオールラウンダーラバージグ
スモラバ
- スモールラバージグの略で、小型のラバージグ
- ウエイトによってベイトでも扱える(フィネス)
- スローな釣りにも最適
ラバージグ 重さ 使い分け
ジグの重さ | 特徴 | 利点 | 適した状況 |
---|---|---|---|
0.9g(1/32oz)〜7.0g(1/4oz) | 一般的に使用される範囲 | 軽いジグで繊細なアプローチが可能 | 浅い水域や風の弱い日、フィネス |
3/8oz | 浅い水域や風が少ない状況で効果を発揮 | ナチュラルなルアーアクション 落下速度が遅く、スローフォールを実現 |
浅い水域や風が少ない状況 |
1/2oz | より深い水域や強風の中での使用に適している | 素早く沈め、底質の変化や構造を探る アクションを強調 |
深い水域や風が強い日、底を取る |
ジグヘッドの重さを選ぶ際には、使用するフィールドの水深、タックルバランスも考慮して使い分けが必要です。
例えば、軽いジグヘッドは繊細なアプローチが可能で、フィネスな釣り向きです。
一方、重いジグヘッドはストロングスタイルな釣りや、風が強い日、水深があるフィールドの釣りに有効です。
ラバージグが釣れない?
ラバージグの使い方は初心者にとって難しいと感じられ、なかなかルアーローテーションの中に入りません。
しかし、基本的なテクニックを覚えることで、ラバージグの扱いがわかってきます。
ラバージグの参考になる基本的な使い方には、以下の3つを紹介します。
ボトムバンプ
ラバージグを底に着底させ、そこから小さな跳ね上げを行い、ボトムを「バンプ」させる方法
これにより、ザリガニが底を這うような動きを演出できます。
リフト&フォール
ラインのテンションを保ちながら、ロッドをリフトしてラバージグを浮かせ、その後フォールさせることで、自然な落下動作を作り出します。
スイミング
ラバージグを中層でスイムさせることで、小魚のような動きを演出し、バスを誘います。
チャターベイトのテクニック
チャターベイトもジグ+ブレードをつけたものなので、ジグの進化版と考えています。
意外にもチャターベイトとジグの使い方は似たところがあります。
チャターベイトを扱う上で、有効なチャターベイトの具体的なテクニックをいくつか紹介します。
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ベイトロッド1本を選ぶならMかMHどちらを選ぶ?
岸釣りでタックル選びは選ぶ竿によって大きく釣果が変わると言っても過言ではありません。
そこで、多くのアングラーが悩むのが、ミディアム(M)ロッドとミディアムヘビー(MH)ロッドの選択です。
結論としておかっぱりでタックル1本を選ぶなら、MHロッドの方が高い比率で推奨されます。
またラバージグを使うなら、MHロッドが最適です。
汎用性の高いMHをオススメする理由とロッドを詳しく解説しています。
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まとめ
ラバージグの扱いが難しいと感じて、ルアーローテーションの一つにできない人が多いです。
私も釣り初心者時代は使っていませんでした。
しかし、ラバージグの種類や重さなど、フィールドにあったジグを考えて使い込むことで釣果がアップしました。
あなたも、ラバージグに難しさを感じていれば、今回説明した内容を釣りで活かしながらオススメのジグを活用してください。
オールシーズン使えるラバージグでバスをキャッチしましょう!