スピナーベイトは、バスフィッシングで広く愛用されているルアーの一つです。
愛用されている要素として、バリエーションの豊富さやシンプルな操作。
初心者でも扱えて、どこのフィールドに行っても使える魅力があります。
そんなスピナーベイトが「雨の日」が効果的なルアーだと知っていましたか?
この記事では、雨の日に使える理由と効果的なテクニックなど詳しく解説します。
目次
バス釣りで雨の日のカラー選択
雨の日のバス釣りでは、水面の状況や光の反射が変わるため、ルアーのカラー選択が非常に重要になります。
暗い雲が覆い光が少ない場合、ブラックやガンメタのようなダークカラーのルアーが有効です。
理由としてダークカラーは水中でよりシルエットがはっきりと見えるとともに、ブレードの強振動がバスに対して強い視覚的、振動刺激でアピールは絶大です。
スピナーベイトの効果的な使い方
スピナーベイトは非常に多機能なルアーで、その使い方によってさまざまな状況に対応できます。
基本~応用までスピナーベイトの使い方をご紹介します。
ただ巻き
最も基本的な使い方で、リールを一定の速度で巻き上げるだけです。
ただし、ただ巻きと言っても考えもせずリールハンドルを回したらいいわけではありません。
ブレードの回転から発せられる振動をラインを通じてティップで捉えることが大事です。
また、グリップから伝わる触覚でスピナーベイトの水中の状態がどんなものなのかイメージがとても重要です。
バジング
スピナーベイトの巻きスピードをリールのハンドル回転で調整して、バズベイトのようにスピナーベイトのブレードだけを水面から出してトップウォーターのように使います。
リフトアンドフォール
スピナーベイトを一定の深さまで沈め、そこから一気に巻き上げ(リフト)、再び自由落下させる(フォール)という動作を繰り返します。
この動作により、餌が逃げる様子を模倣しバスの攻撃本能を刺激します。
スローローリング
スピナーベイトをゆっくりと巻き上げることで、深い水層を探ることができます。
これは、バスが深い水層にいるときや、水温が低いときに特に有効です。
フォール
スピナーベイト着水後、ラインテンションをかけた状態で、弧を描くようにフォールさせる使い方です。
この使い方の良いところは、フォール中でもブレードがナチュラルに動くところ。
波動を出しながらゆっくり沈んでいく姿は、バスからすれば食べ頃のベイトに見えます。
コンタクト
スピナーベイトをストラクチャー(障害物)にわざと当てて、その反動でルアーの動きを変えるテクニックです。
これにより、自然にはない動きを作り出し、バスの注意を引きます。
これらのテクニックは実際の釣り場の状況やバスの反応に応じて微調整することが重要です。
また、これらのテクニックを組み合わせて使うことで、より多様な状況に対応できます。
スピナーベイトの使い方は、自分の釣りスタイルや状況に合わせて自由にアレンジしてみてください。
バス釣りで雨の日のルアー選択
雨の日の釣りは、バスの活性が高まるため、大きめのルアーを選ぶと良い結果を得られることがあります。
特に、スピナーベイトはその大きな形と強烈な振動がバスを引きつけるのに非常に効果的です。
雨の日のルアーで重要な色の選択
雨の日のルアー選びでは、色の選択が重要となります。
視覚的な刺激がバスのバイトを誘発するため、雨や曇りの日には特に鮮やかな色や反射する色のルアーが効果的です。
また、水面が荒れている場合や泥が巻き上げられて視界が悪い場合には、スピナーベイトのような振動が強いルアーを選ぶとことをおすすめします。
オススメのスピナーベイト
スピナーベイトと言っても沢山あります。
「何を使っていいかわからない」と言うあなたに紹介します。
ジャッカル デラスピン
ジャッカルのデラスピンは、ひと口サイズのコンパクトボディが特徴で、野池などの小規模フィールドで使いやすいスピナーベイトです。
スピナーベイト初心者や数釣りを楽しみたい方におすすめです。
ダイワ スティーズスピナーベイト
ダイワのスティーズスピナーベイトは、薄いブレードとテーパードワイヤーにより細かいバイブレーションを感じられます。
レスポンスが良く、気持ちよく巻けるスピナーベイトです。
カエスランカ
カエスのランカは、ノッキングブレードシステムを採用したスピナーベイトで、イレギュラーなアクションを生み出し、バイトを誘発させます。
アクション性の高い釣り方をしたい方におすすめです。
シマノ バンタム スウェジーストロング DW
シマノのバンタム スウェジーストロング DWは、遠投・広範囲探索に最適なスピナーベイトです。
ダブルウィロータイプで、空気抵抗を逃がす飛行姿勢で遠投が可能で、広範囲に探れるスピナーベイトです。
ボトムアップ ビーブル
ビーブルに搭載されているオリジナルブレードは、ハイレスポンスで強く水を攪拌します。
このブレードとスプリッターの組み合わせが、アクション性と食わせ能力を高めています。
また、ビーブルはスローなカーブフォールを活用したテクニックで効果を発揮します。
カバー際のブッシュやエグレに撃ち込んで、着水直後からバイトを誘発も可能。
ハイアピールなルアーでありながら、食わせる力も強いと感じられます。
特に水温低下時やバイトが遠い状況でも釣れることがあります。
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バス釣りで雨の日のワーム使用の極意
雨の日に効果的なワームの使い方があります。
条件として雨水によって湖や川の水位が上昇し、通常は水深が浅すぎて近づけない場所にバスが侵入する可能性があります。
バスも普段入らない場所のため、地形の理解やベイトの居場所がわかりません。
このような条件下でワームを使ってみると、容易に口を使うことがあります。
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ベイトロッド1本を選ぶならMかMHどちらを選ぶ?
岸釣りでタックル選びは選ぶ竿によって大きく釣果が変わると言っても過言ではありません。
そこで、多くのアングラーが悩むのが、ミディアム(M)ロッドとミディアムヘビー(MH)ロッドの選択です。
結論としておかっぱりでタックル1本を選ぶなら、MHロッドの方が高い比率で推奨されます。
またスピナーベイトを使うなら、MHロッドが最適です。
汎用性の高いMHをオススメする理由とロッドを詳しく解説しています。
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まとめ
スピナーベイトが雨の日の釣りにどれだけ効果的なルアーか知ることができましたか?
とにかくスピナーベイトは奥が深いルアーの一つです。
スピナーベイトを使うことで、新たな釣りの面白さが見つかります。
また、普段雨の日に釣りをしないあなたでも爆釣を期待することもできます。
雨の日でもバス釣りを楽しむために、今回紹介したルアーとテクニックを使って試してください。
雨の釣りも克服すると天候に左右されない釣りが楽しめます。