ボトムアップから、他のスピナーベイトと少し変わったスピナーベイトが出ました。
川村光太郎氏が作るにあたって、釣れるスピナーベイトの共通点を発見したそうで、「水をかき回し、スカートに生命感が宿っている」スピナーベイトが釣れるとのこと。
確かに名作と言われるスピナーベイトはブレードが水をかき回し、スカートが小魚の群れのよう生命感が溢れているようです。
このページでは、ビーブルが他のスピナーベイトとの違いを解説していきます。
ビーブルが釣れない?
どれだけですかwww
ボトムアップビーブルにはめっちゃ助けられてます^ ^
— たかし (@UtqhJTT9gmPcwC9) November 8, 2019
ビーブルが釣れないと思っていると、あなたは損をします。
ビーブルは他のスピナーベイトと違うアクションを持っています。
ビーブル以外のスピナーベイトを使用して無反応でも、ビーブルに変えた途端、短時間で2本釣れた実績があります。
実際、ビーブルの使い所として、アピールが欲しいけどバスが強めのスピナーベイトを見切る状況のときに効果を発揮しました。
スピナーベイトがダメならワームにローテーションしがちですが、ビーブルに変えてみれば大きな成果につながります。
ビーブルのブレードの役割
ビーブルの特徴の一つとして、フロント部分のブレード。
ボトムアップでは「スプリッター」と命名された金属プレート。
ほとんどのスピナーベイトは「縦揺れ」メインでアクションをしていましたが、ビーブルは「横揺れ」を発生させています。
スプリッターが水をしっかりかむことで、横揺れも合わせることで「振動増進」となり、ラバースカートへしっかりと振動を伝えることができます。
また、水をかき回す力を強くしています。
また、ビーブルは、スプリッター装備により、レンジキープがしやすい特徴があります。
スプリッターが抵抗になって浮き上がりを抑えてくれるため、一定のレンジでの引きがしやすく、ノーシンカーリグのような感覚で使えます
実際、ルアーをリトリーブしているときは巻き抵抗も強く手元まで振動がしっかりと伝わり、振動を感じるのでレンジキープもしやすいです。
一昔前に流行った「常吉 ハマ短」と同じような引き心地とレンジキープのしやすさが似ています。
ビーブルのスカートの秘密
ビーブルのスカートは内側が短くカットされています。
内側のスカートをカットすることで、スカート全体にボリュームを持たせることで、小魚の群れを演出できます。
また水中でスカートがフレアすることで、フックを覆い隠すことができます。
これはよく釣れるラバージグでも使われる方法ですが、内側のラバーをカットすることでボリュームを持たせて存在感を引き立たせる方法でもあります。
ビーブルの泳ぎ
ビーブルの泳ぎの特徴を解説します。
ビーブルに搭載されているオリジナルブレードは、ハイレスポンスで強く水を攪拌します。
このブレードとスプリッターの組み合わせが、アクション性と食わせ能力を高めています。
また、ビーブルはスローなカーブフォールを活用したテクニックで効果を発揮します。
カバー際のブッシュやエグレに撃ち込んで、着水直後からバイトを誘発も可能。
ハイアピールなルアーでありながら、食わせる力も強いと感じられます。
特に水温低下時やバイトが遠い状況でも釣れることがあります。
ビーブルは折れる?
ビーブルのワイヤーは硬くもなく柔らかくもなく、「普通」の強度です。
OSPのハイピッチャーと同じ強度と感じます。
そのためアーム変形のしにくさもあります。
また、スプリッターによる横揺れ効果は、アーム変形を防いでくれる役割も果たしています。
ビーブルはコスパも良く、頼りになる存在とも言えるでしょう。
まとめ
ビーブルは他のスピナーベイトと違い、スプリッターを搭載することで縦振動だけでなく横振動が加わることで躍動感ある動きをスカートに伝達します。
スカートもボリュームを持たせることで小魚の群れをしっかりと演出しています。
スピナーベイトの巻き心地とレンジキープのしやすさから、初心者でも使っていて楽しいルアーです。
今までスピナーベイトで釣れないと思っているあなたも、ビーブルを使って今まで釣れなかったバスをキャッチしましょう。