入鹿池で冬のバスを狙ってみたいけれど、ワカサギ釣りの人で賑わう湖で、バスはどこにいるのか気になりますよね。
結論から言うと、冬のバスは深い所へ移って冬を越すとされ、深い所を探るのが基本です。ただし、管理者の公式情報では、入鹿池でバス釣りが認められているかを確認できませんでした。
この記事では、冬の入鹿池のバスの居場所と探り方、湖畔のボート店のルールとボート代、寒い日の備えを順番に見ていきます。読み終えるころには、冬の入鹿池へ出かける前の準備が決まります。
冬の入鹿池はワカサギの季節でバスは深い所で冬を越す

冬の入鹿池は、ワカサギ釣りの人で賑わう季節です。湖畔のボート店の見晴茶屋によると、ワカサギ釣りが楽しめるのは毎年10月から3月まで。バス釣りの最高のシーズンは、春の新緑の頃から夏の終わりまでだそうです。
冬はバスの本番から外れた時期だと思うかもしれません。でも、バスがいなくなるわけではなく、居場所が変わります。
国立環境研究所の侵入生物データベースによると、オオクチバスは水温が10℃前後になる晩秋に深い所へ移ります。厳寒期は、沈木などの障害物の間で群れになって越冬します。
米国魚類野生生物局の資料では、水温が5℃(華氏41度)を下回ると、通常は餌を食べないとされています。
ニュージャージー州魚類野生生物部の冬のバス釣りの記事も、冬のバスは水温が安定した湖の深い所にいると書いています。入鹿池は、冬でも凍ることはないそうです。
冬の入鹿池のバスは、深い所の障害物の近くで動きを抑えて過ごしていると考えておくと、探す場所が絞れます。水温が下がると口を使わなくなる理由は、冬のバス釣りで釣れない理由と水温の関係で詳しく扱っています。
冬の入鹿池のバスは深い所を探る

冬の入鹿池では、深い所を探るのが基本になります。ニュージャージー州の記事は、浅い池での冬の釣り方として、巻く速さはいろいろ試すことが大事だが、たいていは遅いほど良いとしています。冬は、晴れの日のほうが曇りの日より良いそうです。
深い湖では、ジギングスプーン(縦に落として誘う金属のルアー)、サスペンドするジャークベイト(止めると水中で浮きも沈みもせずに留まる小魚型のルアー)、ジグ(重りと針が一体になったルアー)が使われます。どれが合うかは、魚がいる水深しだいです。
深い所の魚を見つける鍵は、水底の地形やベイトフィッシュ(餌になる小魚)、障害物を映す魚群探知機(魚探)だそうです。見晴茶屋では魚探を1個1,500円で借りられます。冬の入鹿池は魚探で深さと障害物を見ながら探るのが組み立ての軸になります。
釣れる場所は日によって変わります。スポットは毎日変わるので、来店のときに店で尋ねてほしいとのことです。冬のルアー選びは、冬のバス釣りのルアーの選び方にまとめています。
入鹿池でバス釣りはできる?ボート店が示すルール

入鹿池でバス釣りが認められているかは、管理する入鹿用水土地改良区の公式情報では確認できませんでした。一方、湖畔の見晴茶屋はバス釣りの案内をしており、キャッチアンドリリースがルールだとしています。
入鹿池は、愛知県犬山市の入鹿、飛騨木曽川の国指定公園内にある人工の農業用ため池です。多くの釣り人で賑わう池として観光庁の多言語解説文データベースに紹介され、犬山市もボートやワカサギ釣りのアクティビティとして人気が高いとしています。
農林水産省によると、入鹿池は1633(寛永10)年に完成し、満水面積は約183ha、周囲は約16kmあります。容積は1,680万立方メートルで、日本一、二を競う人造のため池です。平成22年3月には「ため池百選」に選ばれました。
見晴茶屋は愛知県犬山市堤下60にあるボート店です。レンタルボートの注意事項として、水環境を守るため撒き餌とガソリン船外機は禁止とされています。
決まりは、出かける前に見晴茶屋や、池を管理する入鹿用水土地改良区に尋ねておくと安心です。
入鹿池のボート代はいくら?寒い日はドーム船という手も

見晴茶屋の2人乗りの手漕ぎボートは、1日3,000円、1時間1,500円です。ハンドエレキセット(ボート・ハンドエレキ・バッテリー)は1日6,000円です。
エレキはボートを動かす電動のモーターで、手で操作するのがハンドエレキ、足で操作するのがフットエレキです。魚探つきのフットエレキセット12Vは1日8,000円、魚探なしなら7,000円です。
寒い日には、小型ドーム船という選び方もあります。カバー付きで、寒い日も船内から釣りができるボートです。ハンドエレキセットは1日9,000円です。
借りる前に、知っておきたい決まりもあります。
- バスロッドのレンタルは無い
- エレキのレンタルは16歳以上
- 14フィートの3名乗りのエレキセットは小型船舶免許が必要
- 台数に限りがあり予約がおすすめ
入鹿池でバスを狙うなら、竿とルアーは自分で用意してボートを予約しておくと、当日に慌てずに済みます。わかさぎとブラックバスの繁忙期の土日は、特に早めの予約がおすすめだそうです。繁忙期は臨時駐車場も開くそうです。
料金やレンタルの条件は変わることがあるので、出かける前に見晴茶屋の公式ページで確かめてください。
入鹿池のバスを持ち帰れないのは外来生物法の決まり

オオクチバスは、外来生物法の特定外来生物です。国立環境研究所の侵入生物データベースも、法的な扱いを特定外来生物としています。
環境省によると、特定外来生物は飼育・保管・運搬などが原則禁止されています。釣ったバスを持って帰ることは運搬に当たり禁止ですが、その場ですぐに放すキャッチアンドリリースは規制の対象になりません。
特定外来生物は、野外へ放つことも原則禁止されています。釣ったその場ですぐに放すキャッチアンドリリースとは、扱いが違います。
見晴茶屋が示す入鹿池のキャッチアンドリリースのルールとも、向きは同じです。釣れた1匹は、その場で湖へ返すと覚えておけば迷いません。
冬の入鹿池のボート釣りは寒さと落水に備える

冬の入鹿池のボート釣りでは、冷たい水への落水と寒さへの備えが欠かせません。見晴茶屋は、警報・注意報・強風のときはボートを出せないので、天気予報で確かめておくよう勧めています。
落水への備え:ライフジャケットと着替え
見晴茶屋のレンタルボートは、安全のためライフジャケットの着用が義務です。ライフジャケットは無料で借りられます。
ボートの上で立ち上がると、舟のバランスが崩れるおそれがあるそうです。ニュージャージー州の記事は、冬は水が冷たく、落水すると長くはもたないとしています。冬のボート釣りでは落ちたときのための着替えを持っていくよう勧めています。
乗り降りのときは足元にも気を配りたいところです。国土交通省は、水際の護岸や濡れたコンクリートなどはとても滑りやすいとしています。
寒さへの備え:防寒着と手袋を用意する
冬はしっかりと防寒着を着るよう、見晴茶屋も勧めています。手袋も忘れずに持っていきたいところです。
見晴茶屋によると、11月以降は風も吹き、とても寒い日が続きます。舟の上でじっと体を動かさずにいるので、中途半端な薄着ではあっという間に体の芯まで冷えてしまうそうです。
体を温める道具は、ボートに持ち込めない物があります。ランタンやミニストーブなどの火気はボートに持ち込み禁止で、ドーム船の中でもアウトドアヒーター・カセットコンロ・練炭などは厳禁です。
寒さは、火ではなく服装で防ぐと決めておくと、準備が楽になります。
まとめ:冬の入鹿池はボート店で様子を聞いてから深い所を探る

冬の入鹿池のバスは、深い所の障害物の近くで冬を越すとされます。その日の様子をボート店で聞いてから、深い所を探るのが、冬の入鹿池で試したい組み立てです。
出かける前は、次の順に準備しておくと安心です。
- 天気予報で強風や警報が出ていないかを見る
- ボートを予約し、竿とルアーを用意する
- 着替え・手袋・防寒着をそろえる
- 現地でその日の決まりとスポットを尋ねる
ボート代とレンタルの注意事項は、見晴茶屋の公式ページにまとまっています。愛知県のほかの池で釣るときの考え方は愛知県の野池で釣っていい池の見分け方で扱っています。深い所を探る仕掛けは、冬のワームで深い底へ沈めるリグが参考になります。

